【4890・91号】伝道のともしび この会堂をこれからも大切に用います 関東教区・甘楽教会牧師 上原 秀樹

 1884年2月、新島襄が種を蒔き設立した安中教会から枝分かれする形で、甘楽教会の前身である甘楽第壱教会が生まれました。三度移転を繰り返し、134年この富岡の地で福音を宣べ伝えています。現在の会堂は、1954年3月に献堂した大谷石の会堂です。この会堂は、世界遺産になった富岡製糸場の裏手にあります。

 わたしが甘楽教会に赴任したのは、昨年の9月です。ですから、東日本大震災を富岡で体験していないので詳細に報告できないことをお許しいただければと思います。

 甘楽教会の会堂は大谷石で作られています。とても、素晴らしい会堂です。一方、大谷石で作られているため、専門知識が必要となります。東日本大震災では、会堂内部の壁のひび、外部においても大谷石のひび、目地割れがあり、専門家に見てもらうことが必要となりました。また、大谷石の補修になりますので、専門業者を教えてもらい、工事を行ってもらいました。会堂全体としては、大きな被害はなく補修工事を行うことで維持できることになりました。

 大谷石のひび、目地割れは、接着剤を注入し補修をしました。床下換気口は、四角の空間になっています。その部分が弱いので補修が必要となりました。鉄筋補強し、コンクリートでふさぎ、他の個所を丸く開け床下換気口を作るという補強工事が行われました。そして、最後に会堂の表面の大谷石には、表面強化剤を塗布しました。

 幼稚園の保護者の方で石屋さんがおり、会堂を見て、「大谷石は劣化しますが、この会堂の大谷石は良い石を選ばれたのでしょう。劣化があまり見られません。素晴らしいです」と話してくれました。今回の調査結果でもよい採掘所の大谷石を使ったと考えられます、とありました。

 この会堂は、声、歌もよく響きます。これからも大切に用いたいと思います。

 また、甘楽教会には、認定こども園甘楽幼稚園があります。幼稚園の園舎の瓦の外れが原因で雨漏りがあり補修工事を行いました。

 甘楽教会のクリスマス燭火礼拝は、約40名の聖歌隊が歌う音楽讃美礼拝になっています。クリスマスの2か月半前から練習を開始します。聖歌隊のメンバーは、教会員だけではなく、地域の方々、幼稚園のOB・OG、幼稚園の保護者の方々も参加してくれます。教会員という枠を超え、主の誕生を讃美できる喜びの時です。130年以上の歴史がある甘楽幼稚園だからそのような活動ができるのではないかと思います。甘楽教会に赴任するとき、招聘委員長が「甘く、楽な教会です」と述べました。それは、様々な人を受け入れることのできる教会であるとクリスマスを通して認識しました。これからも、地域の方々、幼稚園と共に歩み、福音の喜びをこの地域に宣べ伝えたいと思います。

 皆様の支え心より感謝いたします。これからも祈祷いただければ幸いです。

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