【4884号】姉の証し

 広島の姪から電話で「母が死んだ」とのこと。私の姉が召された。すぐ広島の呉に飛んだ。

 呉の天応は私の故郷だ。特に天応での小学校4年生から6年生は楽しくて仕方がなかった。父の会社が倒産し両親は職を求めて東京に行ったが、私は、11歳年上の姉と二人、天応で暮らした。

 姉は勉強が大好きで、広島女学院から勉強がしたくて公立の大学に進学した。医学部に行きたかったけれど、家が貧しく、大嫌いな国文科に入った。大嫌いだから却って勉強ができると思ったとのこと。大学を卒業すると給与が一番よいとバスガイドになり私を育ててくれた。

 姉は私を厳しく育ててくれたが、仕事柄、早朝出かけて深夜帰宅、泊りのときもあった。お陰で「海の子、山の子、自然の子」と遊びまくる最高に楽しい小学生時代だった。

 私は姉を尊敬し、姉を誇りに思っていた。姉と共に呉山手教会に通った。姉は同教会で受洗し、同教会で結婚式を挙げた。姉の夫は仏教徒であるが、妻の葬儀についてキリスト教式であることを認めていた。呉山手教会・三矢亮牧師の司式で姉の葬儀をしていただいた。

 葬儀の翌日、姉の夫が召された。続きで仏教の葬儀。二つの葬儀を経験した、姉の成人している孫二人が、教会に行っていないのに洗礼を受けたいと言い出した。嬉しかった。(教団総会議長 石橋秀雄)

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