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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

【4683号】教区コラム 東海教区

2009年9月19日

 

新たな伝道の気運を   小出 望

 

始めに、過ぐる811日に駿河湾を震源に起きた地震につきまして、各教区よりお見舞いをいただき、心から感謝申し上げます。被害は軽微でしたが、当初は気が付かなかった被害が見つかっており、各教会の被害状況を改めて問い合わせているところです。

さて、5月に行われた東海教区総会では、互助制度の新しい案が採択されました。財源不足と互助申請教会増加に対応するためで、教区として行う互助の規模を84%に縮小したのです。

東海教区は伝道を大切にしてきた教区です。機構改正をせずに、伝道部の中に青年、婦人、農村伝道等の専門委員会が置かれていることにもそれがうかがえます。その故でしょう、昨年教団財務委員会が制作したDVDで、最も健全な財政・教勢の教区とされました。

互助新制度は2011年度から施行されます。互いに顔の見える互助にするためにも、この機会に

地域の伝道のために分区や地域の教会が積極的に協力できるようにしたいのです。そのためには、一つのキリストの体としての一体感が何よりも大切になります。福音理解と教会観の一致が必要です。

先日、篠ノ井教会の畑で、春に旧四役で植えたジャガ芋を、沢山の助っ人を得て新四役で収穫しました。先に篠ノ井教会から提供されたタマネギと共に、売り上げが互助のために用いられます。各教会で、美味しいカレーを食べながら、互助が覚えられます。ささやかな協力伝道の種蒔きです。

(東海教区総会議長)

 

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