【4659号】宣教師からの声

宣教師からの声

乳と蜜の流れる豊かな地

ウィットマー・ロバート

ウィットマー・圭子

(カナダ合同教会からの派遣宣教師)

 

一九六九年九月にカナダ合同教会派遣宣教師として羽田空港に到着した時、二一歳になったばかりの青年でした。東京で日本語を学んだ後、教育宣教師として札幌の北星学園大学に赴任しました。札幌で、浦河出身の木戸圭子と出会い、一九七三年に結婚し、圭子もカナダ合同教会の派遣宣教師となりました。

一九七五年に今働いている名寄と道北センターに二人で向かいました。その後、カナダの神学校で学ぶことがあり、また数回の本国活動がありましたが、この三三年間「道北」そして道北センターが私たちの心の故郷であり、働き場であります。同じ所に三三年もいると、もう動いた方がいいと度々思いますが、しかしここで自分の可能性が生かされていると思う時ペトロのように「主よ、わたしたちはだれのところへ行きましょうか」という気持ちになります。ゆるされることならもう少し道北で働きたいと思います。

道北センターが大好きです。教会のセンターは足一本を教会におき、もう一本を地域社会におきながらその両方で働いている神によって生かされています。教会が預かる福音を地域の人々と分かち合い、また地域社会の課題を教会に伝えることが出来ます。私たちの信仰、また宣教理解はセンターがもたらしてくれた多くの出会いと経験によって育てられました。道北センターの働きは幅広いですが、その中心となっているものは農村センターとしての使命と小規模教会との宣教協力です。

農村センターとして三愛塾運動(神を愛し、人を愛し、土を愛する)を通して道内また道外の多くの農民とつながりを持っています。年に二回の三愛塾を開く他に、全道の農場を訪問(年に四十件ほど)し、農村レシピの本作りなどに協力しています。教会において世界、また日本の農村および食糧事情を学ぶプログラムを企画し、また年に一回「聖書と農業」をテーマに講演会を開いています。

道北地区は広く、小さい教会が多いので宣教協力が必要です。キリストにあって一つである教会として歩んでいます。考えてみれば、道北センター館長でありながら常に教会の働きと関わりをもち、二十年以上道北地区の何処かの教会の代務牧師として働いています。圭子も多くの教会に関わってきました。このような協力によって専任の牧師がいない時も各教会の礼拝は休まずに行われ、小さい教会がとても元気でいきいきしています。その小さな教会にいつも励まされています。

北星学園大学にいる時、一緒に翻訳作業をした友だちを通して言葉の面白さ、大切さ、またその力を知ることができました。名寄にいて、日本とカナダのキリスト教関係書物の英訳・和訳に関わる事ができ、また多くの国の人々の通訳をする機会が与えられている事は大きな喜びです。人々がつながるために、平和を作り出すために、また神の愛を伝えるために自分の手と口が少しでも用いられていることを願うだけです。最近、私の日本語が北京語に、また韓国語に通訳される不思議な経験をしました。その時、すべての隔てを壊す神のまことの「言」の力を思わされました。

つらい事もあり、やめたいと思う時もありますが、「道北」は私たちにとって「押し入れ、揺すり入れ、あふれるほどに」(ルカ638節)恵みが与えられる地です。

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