【4659号】岩手・宮城内陸地震被災教会訪問

岩手・宮城内陸地震被災教会訪問

陸前古川教会、余震で被害拡大

 

六月十四日午前八時四三分、岩手・宮城内陸地震によって、いくつかの教会が被災した。その中で最も被害の大きかった陸前古川教会(大崎市)では幼稚園の父親参観日に当たっていたが、急遽行事を中止し、牧師は信徒の安否確認に追われた。栗駒方面の信徒の家には辿り着く事もできなかった。会堂の各所には亀裂や漆喰の剥落が見られる。最も大きい亀裂は、幅二㎝におよぶ。重さ三百キロの給湯器が三〇㎝も動き、配管の修理も必要になった。余震や七月の地震で、被害は拡大する方向にある。

陸前古川教会は一九九九年に園舎の一部と牧師館を建築した。その時に予算を超えたため、二次計画の会堂建築のために会員が新たに資金のプールを始めた矢先の地震だった。しかし今回の地震によって会堂は被災。七月二〇日に行われた臨時教会総会で「会堂・一部園舎建築」を決議した。

被害が大きくなった原因の一つとして、一九七〇年頃に会堂を増築した際に、建物の重心が二つになってしまった事が挙げられる。診断は、すぐに倒壊する事はないものの危険度BCの間。縦方向は89%、横方向は29%の強度との診断だった。補強工事を行ったものの、百%は確保できなかった。礼拝堂に関しては、補強工事もできず、立ち入り禁止の状態。その後の礼拝は園舎を借りて行っている。一日も早い再建が教会員の祈りだ。

再建に必要な資金として最低でも二千八百万円が見込まれる。自己資金は現在五百万円集まっており、新規の予約献金や幼稚園関係者からの献金の申し出と合わせると千三百万円程になる。あと千五百万円を外部に頼らなければならない見込みになる。瓦礫の撤去や諸経費を入れると、四千万円以上かかる可能性もある。計画を見直し、縮小しながら再建に臨む事になった。「自己努力で会堂を再建すべき」という声がある事も事実である。しかし前回の園舎建築と併せると、教会員は六千万円強を献げている計算になる。「できるだけの自己努力をしてきたのだと感じています」とは、関純一牧師の談である。

神によって建築に踏み出すようにと押し出されたのが、今回のできごとと信じ、「試練を恵みへ」を合い言葉に、最も良いものを献げる事を目標としている。

陸前古川教会

 〒989-6143 大崎市古川中里1316(℡0229220593

 《献金振込先》022505106446

(辻順子報)

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