【4875号】教区議長コラム 北海教区 「連帯」の宣教的意義

 北海教区の教会・伝道所の半数以上が会員数30名以下の「小規模教会」である。いずれも高齢化、会員減、若年層の不在、財政難に悩んでいる。

 しかし、教会が立つ街もまた高齢化、少子化、人口減、経済不振といった課題を抱えている。教会は、地域の課題を共に負って悩んでいるのだ。隣人と共に担う苦難を恥じることはない。胸をはって苦しもう。

 苦悩する地域に教会が証しできるメッセージは、「神は共におられる」ということだ。私たちは決して見捨てられてはいない。孤独ではない。孤立していない。ひとりではない。共におられる方がいる。そして共に生き、悩み、重荷と困難を分ちあう交わりがある。北海教区の諸教会がつちかってきた「連帯」の宣教的意義がそこにある。

 北海教区は長年にわたり「教職謝儀保障」を充実させて地方小規模教会にも牧師が定住できるよう祈り支えてきた。ところが近年はそれでも牧師招聘が困難で牧師のいない教会が増えている。無牧師教会は代務者をおく必要があるが、代務をつとめてくれる牧師さえ近隣には見あたらないケースも出てきた。

 今年度、北海教区では新たに「主任担任教師不在の教会の礼拝を支える」しくみが発足した。牧師のいない教会が遠方から説教者を迎える経費、代務者への謝礼、さらに、牧師が他教会の代務の働きのために不在となる際に他の説教者を迎える経費を教区が支援するようにした。

 この新たな支援が提起され、諸教会で審議する過程でも、支援への消極的・懐疑的意見はほとんど聞かれなかった。

 「倒れるときはみんな一緒」という北海教区の「格言」がある。それほどまでの絆と愛とが具体的に示されることが、地域の希望ともなるのだ。 (久世そらち 北海教区議長)

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