【4873・74号】CCAアジア宣教会議に参加して

 第4回アジア宣教会議が10月12~16日、ミャンマー・ヤンゴンで開催された。当初は400名の参加予定だったが600名に増えた。前回の開催は23年前ソウル。今回はミャンマーバプテスト連盟とミャンマー教会協議会の協力で開催された。テーマは「共に旅をする・アジアで真理と光の証をする」であった。

 開会のあいさつでアジアキリスト教協議会(CCA)総幹事マシューズ・ジョージ・チュナカラ博士は「目の前には課題と問題が山積みである。外的要因で教会の宣教活動が破壊され、信頼関係が弱くなることもあるかもしれない。いくつかの国は宣教の戦場となった。しかし、アジアのキリスト教会は使命にしっかりと立ち、宣教に身を委ね、全能の神を証していく必要がある」と語った。

 2日目の午後には「真理と光の証・他宗教からの視点」という主題でパネルディスカッションが行われた。ミャンマーは国民の88%が仏教徒だが、国際上座部仏教伝道大学からシン・パンナジョータ講師、ヒンドゥー教からはインドのサンシギリ寺院のサパスウィ院長(ケララ州サンシギリアシュラム責任者)、イスラム教からはインドネシアのイスラム学者理事会のシティ・ムリア教授がパネラーとして立てられ、多様な角度から真理と光についての討論が行われた。特にムリア教授からは、平和と正義のために異なる宗教が力を合わせる必要があることが力強く語られた。

 参加者は20のグループに分かれてバイブルスタディーのディスカッションの時間が毎日用意されていた。私が所属したグループでは気候温暖化などの環境汚染が最初に話し合われた。小さなことから始めよう、ということになり日々の暮らしの中で二酸化炭素を減らす努力をしようということでまとまった。日本に対しては核のゴミを減らすようにという助言があった。

 2日目のディスカッションでは、ミャンマーの牧師が、「かつてミャンマーは多くの外国の宣教師の働きによって人口の5%がクリスチャンになった。海外の宣教師が一斉に引き上げる事態が起こったが、現在は人口の8%がクリスチャンになった」と証しした。

 日曜日には、私はウナ・キーズドウバプテスト教会で説教する機会が与えられた。小学校の教室ほどの広さの礼拝堂に子ども大人合わせて70名ほど、熱気あふれる礼拝であった。

 午後3時からはミャンマーバプテスト教会の方々を中心に6000名を超える参加者と共にCCA設立60周年記念礼拝がささげられた。オラフ・トヴェイトWCC総幹事からも60周年に向けてのメッセージが語られた。日本からは東北ヘルプ事務局長川上直哉牧師が「福島」について発題した。閉会礼拝では在日大韓基督教会の許伯基牧師が聖餐式の司式をした。 (加藤 誠報)

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