第3回宣教委員会が10月10・11両日、開催された。宣教委員会では、総会期に一度、教団会議室を出て各地で行われている。今回は、古澤啓太委員が牧する神戸東部教会を会場としての開催であった。
開会礼拝において古澤委員は神戸のキリスト教の歴史に触れつつエゼキエル書37章15節以下の御言葉を取り次いだ。
その後、いつものように常設専門委員会、自主活動団体報告を受けた後に、主として3つの事項について協議した。
「宣教方策会議」に関して前回、前々回と継続して協議を進め、更には、前回委員会で選ばれた担当者会議の報告を踏まえて以下のように結論を出した。主題として「日本伝道をどう考えていくか~宣教基本方策をもとに」を掲げ、分団協議は宣教基本方策の8項目をワールドカフェ形式で行うこととした。なお日程・会場は、2018年3月5~6日、富士見町教会である。
「牧会者とその家族のための相談室」設置に関する件は、加藤幹夫委員長に陪席を求め準備状況の説明を聞き、常議員会への提案のための具体的な活動内容の整理などを、さらに、準備委員会で作業をしていくように求めた。
「青年伝道」については、教育委員会での協議資料をもとに、「教団に青年伝道・育成に特化した部署を設置する」こととし、「青年担当幹事」と「青年伝道担当宣教師」の配置、SCFとの協力などが提案された。既に行われている中高生大会や青年大会、ユースミッションをはじめとする海外派遣、受入プログラムを扱うのみならず、教会青年リーダー研修会を開催するなどのアイデアを共有した。重要な案件であるので、継続して審議することとした。
なお重ねて、2日間の委員会のため格別な配慮をしてもらった神戸東部教会に謝意を表する。 (岸 憲秀報)