【4868号】伝道のともしび 東日本大震災、そして教会復興後5年を迎えて

 岩沼教会は、東北学院の創始者である押川方義、吉田亀太郎の伝道により、1885年(明治18年)10月30日に奥州街道沿いに設立されました。

 1930年(昭和5年)に岩沼市役所の近くに移転(設立後45年)して、プロテスタントでも珍しい、石造り(総石造り、凝灰石)の会堂が建てられました(献堂87年目)。

 2011年3月11日、東日本大震災により、建物に亀裂が入り、一時は、赤紙が貼られ、使用不可能となりました。しかし、岩沼市民の方々や、教会内外の多くの方々の支援を受け、僅か1年もたたないうちに教会建物が復興できました。教団からの1400万円もの多額な借入も、早くに返済することが出来、感謝に堪えません。

 毎年、多くの方々に、岩沼教会の復興を覚えて、力強い励ましを頂いています。

 昨年7月には、京都教会(入治彦牧師)の方々が、暑い中、車で茶道具を運んで、美味しいお抹茶を振る舞って下さいました。感謝致します。

 また、アドヴェント第一主日には、宮城学院を卒業され、現在チェンバロ奏者として、ストックホルムで教鞭をとっておられる鎌田まゆみさんが、ソプラノのリズ・マリーさんと一緒に復興チャリティーコンサートを開いて下さり、90名の方々が集められ、チェンバロの美しい音色と、澄んだ歌声に心から感謝致しました。この時に集められた献金は、被災地の支援のために、教団に全額を送らせて頂きました。参加された方の中には、教会に来ることが初めての方や、石造りの教会に関心をもっておられる方々もおられました。

 つい先日、「岩沼市史」が、岩沼市教育委員会から届けられました。518頁にもなるその資料「資料編Ⅳ近代」には、現、岩沼保育園が岩沼幼稚園だった頃のことも記されており、岩沼幼稚園設立者岩沼日本基督教会とあり、教会創立の40年祭のことや、教会移転(奥州街道から現住所へ)、また、教会堂平面図、建物配置図、社会生活の項目には、(宗教、教育)の中で、昭和初期の幼稚園バザーのことや、文化的生活改善に一翼を担っている様子など、詳細に書かれてありました。

 岩沼市において、132年の歴史を数える岩沼教会が、市の歴史資料にしっかりと位置付けられているということを知り、改めて「この地にある教会としての歩み」の重みを感じた次第です。

 これらのことを覚えつつ、これからも、この地にあって地域に根ざした教会として、保育園に関わる方々も共に、「この地にある教会としての歩み」を続けていくことが出来ますようにと、願わずにはおられません。

 まだまだ東日本大震災の傷跡は深く、互いに支え合い祈り合って、忘れることがない様に励んでまいります。主の御名によって祈ります。(東北教区・岩沼教会牧師 古屋 博規)

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