【4860・61号】人ひととき 平田由香里さん 与えられた主の恵み

 平田さんは、クリスチャンの母親に幼い時から弟と一緒に教会に連れられ、1999年のクリスマス、12歳の時に洗礼を受けた。11歳の時、父親の死をきっかけに、生きる意味について問いが生まれた。そして自分の力で「逃れる道」(Ⅰコリント10・3)を見つけようと努力していた。大学4年生の就職活動で行き詰っていた時も、「誰に頼っても、私の代わりに面接を受けてくれるわけではない。だから、頼っても仕方ない」と思いこんでいた。しかしそんな時、「主に自らをゆだねよ」(詩編37・4~5)との御言葉にとらえられ、「神様が再び私に現れてくださった」と感じた。

 その2週間後に就職先が備えられる出来事を通して、「すべては、自分の力で得たものではない。今までは神様に支えられて自分が努力した結果ここまでこられたと思っていたが、本当は私の努力にかかわらず、私にとって必要なものをすべてその時期にあうように備えてくださった。だからすべて主にゆだねることができる」という主への信頼を与えられた。父親の死も就職活動も大きな困難であったが、すべてを神様のご計画の一部として見るとき、困難が困難で終わっていない、その困難が苦しみや辛さを超えた大きな恵みにつながっている、「困難は神様の恵みに辿り着くためのステップ」だったのだとわかってきた時、「生きる意味」とは「主のもとに意味があるのだ」と確信することができたという。こうして最後に「これからの人生、何をしていけばよいのか、具体的なことはわからないし、これからも予想していなかった困難があるかもしれないが、すべて神様のご計画であり、大きな恵みが待っていることを信じ、主のご計画の一部として、神様の恵みによって強く生かされていければ、と思っている」と力強く語った。

大分県出身、西東京教区・狛江教会員。

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