第5回韓国・台湾・スイス協約合同委員会が9月15日、教団会議室を会場にして委員全員の参加をもって開催された。
報告事項では、6月7〜8日に行われた韓国3教団(大韓イエス教長老会、韓国基督教長老会、基督教大韓監理会)との協議会(在日大韓基督教会は陪席)、7月6~8日にスイスのバーゼルで開催された三国間(スイス・韓国・日本)協議会、8月13~20日に行われた日台ユースミッション、8月22~25日に台湾の嘉義で開催された台湾基督長老教会と日本基督教団との第15回教会協議会などが加藤誠世界宣教幹事により報告され承認された。
協議では、韓国3教団との協議会報告を受けて、今後の協議会の方向性と在日大韓基督教会の陪席の立場について話し合われた。韓国3教団との協議会は、宣教協約締結後数回行われたが、この20年ほどは開催されてこなかった。6月の協議会では、在日大韓基督教会から名称を「5教団協議会」に変更する提案がされた。
当委員会では、宣教協約の文面に日本基督教団と韓国3教団が公の会合を持つ時には、在日大韓基督教会は陪席と記されていることを重視し、これからも協議会を継続してゆくことが確認された。なお、次回の協議会準備会は2017年2月20、21日にソウルで開催される予定である。
三国間協議会の報告を受けて、協議会の中で出された新しい提案について協議した。それは従来の4年に1回の持ち回り式の協議会に代わり、2年に1回のペースで青年の集まりを開くという提案である。次回開催は韓国が担当であるので、2018年に韓国を開催地とし、スイス、日本それぞれ最大6名の青年を派遣することが承認された。これに伴い、委員会に青年を加えることが話し合われた。
(加藤 誠報)