【4848号】教団と台湾基督長老教会との教会協議会

 台湾基督長老教会(以下PCT)と日本基督教団(以下教団)の教会協議会が8月22日から25日まで台湾で行われた。今回で15回を数える協議会は2年に一度、台湾と日本で交互に開催されており、今回は台湾南部の關子嶺で「共にキリストに倣い、へりくだって神に仕えるしもべとなる」(ミカ書6章8節、コリントの信徒への手紙一11章1節)をテーマに開催された。教団からの参加者22名を含めて合計49名で、開会・閉会礼拝、2回の朝の祈り、6回のセッションを持ち、共同声明が発表された。

 両教会・教団の三役、総幹事、担当幹事、だけでなく、教区から送り出された出席者、それぞれの派遣宣教師に加えて、青年たちが生き生きと役割を担って主体的に参加している姿に希望を見出す思いがした。

 「教会の現状と課題」、「教会青年の未来」、「宣教活動の振り返り-災害救援と復興」、「宣教活動の振り返り-原住民宣教」、「国際組織への参加の課題」、「PCTと教団宣教協約の振り返りと展望」がセッションのテーマで、両教会から発題があり、討論がなされた。PCTと教団がこれまで築いてきた信頼関係に基づいて、これから具体的な問題に協力してどう対処して行くのか、という課題に教団が誠実に向き合うことが求められていることを感じた話し合いであった。共同声明の協議に、予定の一時間を大きく超えて、三時間近く費やされたことからも伺えるだろう。合同教団が教派教会と共に歩む難しさと豊かさを覚えたい。

 今回の会場は、日本の植民地時代に開設された日本式の温泉地であった。フィールドトリップは、日本統治時代に作られ、台湾南部の農業に大きく貢献した八田與一ダムの見学であった。台湾が日本の植民地であった事実を理解した上で、現在、これからのPCTと教団の歩みを協議会のテーマに立ち返って歩むことが求められているのではないだろうか。(村山盛芳報)

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