【4836・37号】伝道のともしび 100年後も教会がここに立ち続けるように  澤田 武

 セールスの電話などで “かみまち教会さまですか”と、時々読み間違われます。その都度丁寧に、“うわまちと読みます”と応答します。伝道の一環のつもりです。上町と書いて “うわまち”とは、なかなか読んでもらえません。印刷物には仮名を振っています。

 私はみふみ認定こども園の保護者として上町教会を知り、信仰に導かれ、教団Cコースにより補教師となり、不思議な導きにより、妻と共に母教会に2004年4月に赴任いたしました。母教会に赴任するというのは、それまで信徒として見てきた教会を、今度は教師として見ることです。何も変わらないはずの教会自体が全く異なった姿に見える気がして、戸惑いを感じたことを思い出します。

 就任当初から現在にいたるまで、教会ビジョンとして変わらずに掲げてきたことは、「祈りと賛美に満たされる教会」「地域に開かれた教会」の2点です。

 「教会」と「教会学校」同じ敷地内の「みふみ認定こども園」の3つが良い関係をもってこそ、伝道の土台ができると思っています。教会員に限らず、園児、保護者など多様性のある人たちを巻きこもうと、様々な工夫をしました。

 宇都宮のような地方都市では、年齢や居住地域によって、教会に集うために必要なことが異なります。高齢の兄姉、教会への交通手段の悪い方が希望すれば、役員が送迎奉仕をしてくれます。信徒の高齢化に伴う課題として、取り組んでいる一つです。

 教会学校では、小中学校の夏休み中、教会学校教師が夏休みの宿題を見てあげる宿題会を行います。これは子どもたちにも保護者の方々にも評判が良く、普段教会学校に来ない子どもたちも誘いやすい行事です。子どもの聖書輪読会も催します。内容を全て理解することはできないかもしれませんが子どもの声で聴く御言葉に心を打たれます。

 もう5年になろうとしている東日本大震災は、地域の中で教会がどのような存在となることができるのかを、もう一度真剣に考え直す機会となりました。被災後、教団、教区、各教会の方々の熱い祈りと、尊い献金によって2015年7月に新会堂を献堂する御恵みをいただきました。

 新会堂は建物自体の耐震性はもとより、地域の災害対応の避難施設の働きの一部を担える建物を目指し、災害時緊急に必要な、食料、毛布、寝袋等の備蓄スペースを作りました。地域に呼びかけて、災害時の教会と地域のあり方も順次検討したいと思います。

 東日本大震災の記憶を風化させないために、献堂の思いを後世に伝えようと、献堂記念プレートを新会堂内に設置いたしました。「深い感謝とともに、100年後もこの教会がここに立ち続け神と人とに仕え神様の愛が豊かに現れるところとなりますようにと願っています」と記されています。

 新会堂献堂から7か月が過ぎて、受洗者が5名与えられ、今年6月には、最初の結婚式が予定されています。神の愛が豊かに現される教会として歩んで行けますようご祈祷ください。(宇都宮上町教会牧師)

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