【4827号】SMJ中高生ディスカバリーキャンプ 震災被災地、宮城・福島の中高生が参加

 この度、米国日本人特別牧会(SMJ)の支援により、東日本大震災被災地の宮城から8名の中高生、福島から2名の中学生が7月19〜31日までニューヨーク近郊で行われたディスカバリーキャンプに参加する機会を得た。

 SMJ主催による米国在住日本人の子供たちのキャンプで32回目の開催となる今年は、キャンパーとリーダー計35名が一つ屋根の下2週間を共に過ごした。毎朝のラジオ体操、礼拝、聖書の学び、アート作品の作成、スポーツ、海水浴、グループ対抗の騎馬戦等、盛り沢山の活動に11〜16歳までの子供たちが協力しながら取り組んだ。

 押し寄せる津波から自宅の屋根で一命を取り留めた1人は、震災後、海を見るのは今回が初めてだった。毎日泳ぎ、海釣りでは鯛を23匹も釣り上げた時は満面の笑みだった。

 キャンプ場の全てのキャンパーが集うタレントショーでは、津波と福島の原発事故後の体験を2名の参加者が証しをする機会が与えられた。現地の幼い子供たちも静かに2人の話に聞き入っていた。震災後、世界中から頂いた支援に対する感謝の気持ちを伝えたいという思いが届けられた。

 このキャンプは様々な違いを超え個性を発見し絆を深めた2週間となった。

 以下、参加者の感想を引用する。「中でも一番の思い出はグループ対抗のオリエンテーリングやタレントショーのような誰かと協力して活動したものです。国籍、性別など関係無く一つのゴールを目指し協力していくことが私には嬉しく思えました」、「キャンプでは、毎日海で泳ぎ、ロッククライミングや海釣りにも挑戦しました。今までの私なら、(どう見られているかな?出来なかったらどうしよう)などと思い、怖気づいて遠くで見ていたと思います。現地の子の大らかで何事にも挑戦する姿に憧れを抱き、私も小さいことで悩まずに、目の前にある様々なことにどんどん挑戦したいと思いました。また、キャンプで日本に興味を持ち、これから日本語の勉強を頑張ると話してくれた子もいました。私たちだけが現地の子から様々な学びを貰うだけでなく、相手に与えることも出来たということがとても嬉しかったです。キャンプで出会い、2週間を共に過ごしたみんなとは、一生の友達になれました」。

 キャンプ後、アメリカ人家庭に世話になりニューヨーク観光も満喫した。日曜礼拝では直接、震災の様子を伝え被災地への祈りを頂くことが出来た。

 帰国前日、日米合同教会やSMJの人たちが歓送会を開いてくれて、被災地を思い祈りながらこのような機会を実現してくれた方々の心に触れ、参加者一同感謝の思いで一杯となった。

 最後に、この素晴らしい出会いを与えて下さった主に感謝し、SMJ、日米合同教会、日本基督教団救援対策本部、宣教協力学校協議会の方々の支援に心より御礼を申し上げる。
(垣内知恵子報/宮城学院中学校教諭)

《参加者の感想》
宮城学院高等学校  浅野 結愛
 「一つの部分が苦しめば、すべての部分が共に苦しみ、一つの部分が尊ばれれば、すべての部分が共に喜ぶのです」(一コリント12・26)。

 この聖句は今回のディスカバリーキャンプのテーマの聖句の一部です。プログラムが進んでいくにつれ、私はこの聖句をしみじみ実感させられました。

 キャンプ当日、日本とアメリカの文化の違いに驚きつつも、自分の英語がどれほど通用するのだろうか、どんな人たちが参加するのだろうか、キャンプ場はどんなところなのだろうかという期待を胸にバスに乗り込みました。

 しかし、いざ乗ってみると、バスの後ろで、すごい速さで英語が飛び交っており、2週間過ごせるのだろうかと不安に思っていました。そんな時、ルームメイトが日本語で話しかけてくれて、そこから徐々に様々なプログラムを共にこなしていくにつれて、最初に抱いていた不安は全くなくなり、キャンパーという関係以上のものが芽生えたように感じました。

 キャンプ中の礼拝の説教にこのような話がありました。皆それぞれの長い人生の道の中で、このたった2週間という短い間だけでも神様が道を交わらせてくださったのだ。私も心からそう思いました。

 キャンプの後のホームステイでは心の温かさに触れることが出来ました。中でも一番うれしかったのは、「ここはあなたの家で、私たちは家族です」、そして「また絶対アメリカに来てこの家に来るんだよ」と言ってくださったことです。私は感謝を伝えるために来たのですが、それ以上の愛や優しさを貰いました。

 今回私たちのキャンプに携わってくださった方、学校の先生方、そして家族に感謝したいと思います。

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