第39総会期第1回の宣教師人事・支援合同委員会が6月8日、教団会議室で行われた。
招集者・鍋谷憲一委員の開会祈祷のあと、まず事務局より今回の合同委員会開催の経緯について説明があった。つまり、海外から教団に派遣された受入れ宣教師に関する事項を扱う委員会は宣教師人事委員会と宣教師支援委員会の2つである。前者が人事上の決定、後者が支援活動、と管轄の違いがあるものの、これまで殆どの案件を両委員会が重複して取り扱ってきた。前総会期世界宣教委員会の決議を経て、今総会期はスリム化と効率化を図るために、2つの委員会を維持しつつ、会議は前半を合同で行い後半は案件に従って2つに分かれて執り行うこととした、とのことであった。
委員はこの説明を理解した上で、以下の通り役員を選出した。宣教師人事委員会委員長に鍋谷憲一(根津)、宣教師支援委員会委員長にルツ・エステル・ウェーラー(魚津)、合同委員会の書記に荒川朋子(アジア学院)。また、委員は上内鏡子(神戸イエス団)、横山良樹(半田)、デイヴィット・リーディー(宣教協力学校協議会推薦、青山学院)である。教団事務局からは加藤誠幹事、高田輝樹職員、廣中佳実職員が出席した。
主な協議事項は次の通りであった。①宣教師人事委員会・宣教師支援委員会2014年度会計の承認、②11名の受入れ宣教師人事に関する事項の承認および協議、③韓国宣教師受入れの正式ルート確立のための準備活動の承認、④教団受入れ宣教師のための英文紙(Kyodan Missionary Bulletin)についての協議。
また、事務局からは世界宣教委員会・国際関係委員会関連報告、韓国・スイス・台湾協約委員会関連報告、韓国3教会との協議会に関する報告、宣教師人事委員会関連では宣教師派遣要請やビザ延長手続きに関する報告、宣教協力学校協議会とのプロジェクトに関する報告、宣教師支援委員会関連では今年と来年の宣教師会議、宣教師・教務教師合宿会に関する報告や予告が行われた。
リーディー委員の祈祷をもって閉会した。(荒川朋子報)