6月20日、38総会期教団救援対策本部第15回(通算第32回)会議を教団会議室にて開催した。
最初に、6月16日現在の国内募金総額が8億7322万8469円、海外からの献金は3億7121万9644円となっていることが報告された。
続いて、救援対策室から、被災教会会堂再建支援・貸付申請受付、被災三教区幼児教育担当者会開催、被災地支援コンサート開催、救援対策本部主催報告会開催、台湾からのボランティア受入れ準備等の報告がなされた。
被災教区報告として、奥羽教区からは、宮古教会会堂新築計画の進捗状況、一関教会の礼拝堂改修工事計画、江刺教会の会堂改修計画検討状況等が報告された。
東北教区からは、教区総会での議決事項(教会救援復興委員会、被災者支援センター、放射能問題支援対策室の活動を2017年3月まで継続することなど)、被災教会教会堂・牧師館再建復興状況、ボランティアワークの状況、放射能問題支援対策室の活動等が報告された。
関東教区からは、被災教会の会堂・牧師館再建復興状況等が報告された。
また、東日本大震災国際会議に関して、現在報告書を作成中であること等が報告された。
審議事項においては、まず福島教会からの教会堂再建支援申請を承認した(支援金5千万円、貸付金2千万円)。これで、被災教会からの会堂・牧師館再建復興支援申請に関しては、ほぼ出そろったことになると思われる。
さらに、筑波学園教会「スマイルキャンプ」開催支援申請承認、ハートフル遠野の釜石移転承認(7月半ばに移転予定)、ハートフル遠野・エマオ石巻スタッフ公募承認、第6回北日本三教区親子短期保養プログラム開催(8月、北海道にて)支援申請承認等を扱った。
その他、会堂・牧師館の再建工事の着工が遅れている被災教会への対応や、東北教区放射能問題支援対策室「いずみ」の活動への救援対策本部としての今後の支援のあり方について協議した。
次回会議は、7月18日に、アサヒニューシティビルの会議室にて開催する。(雲然俊美報)