【4575号】教区コラム 西東京教区

重い課題はたくさんあるが

吉岡光人

西東京教区の範囲は東京の中野区・杉並区と市部全域です。この辺りはこの四〇年ほどで、急激に住宅地化され人口の増加した地域です。このような地域ですので、三〇年~四〇年程前に開拓伝道を開始した、まだ若い教会が多いのが特徴です。「東京都」にはありますが、西東京教区内の各教会・伝道所の様子は都心にある教会とはかなり違っていると言うことができるでしょう。
一九七〇年代に、当時の東京教区西支区が「教区になろう」と決議してから既に三十年以上が過ぎました。この間にこの地域を取り巻く社会的事情は大きく変化しました。例えば、土地価格が高騰したため、一教会で土地を取得するということはとても難しくなってしまったというようなことや、「世界一大学が集中している地域」ではあるけれども、この時代にあって学生への伝道はとても難しいというようなこともあります。
しかし、教区化を願って決議したあの時の諸教会のスピリットを現在の西東京教区はしっかりと受け継いでいます。教区が誕生してもうすぐ丸六年が経とうとしています。難しい課題もたくさん見えてきましたが、教区が誕生した時に皆で「アーメン」と唱和した宣教の三本柱、「積極的に福音を伝道する教区」「諸教会が互助に努め、連帯する教区」「社会の課題に取り組み、地域に奉仕する教区」にうたわれている課題を果たすために、更に教区全体で祈りを合わせて行きたいと願っています。
(西東京教区総会副議長)

 

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