【4579号】人ひととき 村山順吉さん

音を通して福音の ハーモニーを奏でる

村山さんは幼い頃からピアノを習い、将来の夢は指揮者であった。しかし聴力の関係で指揮者の道を断念せざるを得ないと知る。そのことで悩んでいた高校生の頃、祖母の導きで教会に行くようになった。そんなある夜、満天の夜空を見ながら、自分が気にしていることは、ほんの小さなことである。また、こんな小さな自分をかけがえなく大事にしてくれる方の存在に気付かされた。自分の音楽家として生きる道は、困難を背負いながら歩むこと。「そこに生きよ」との主の声を聞いた。一九七七年クリスマスに受洗し、自分のためではなく、神から用意された道を生きる歩みへと変えられた。自分に与えられた生を一人でも多くの人に捧げていこう。神が与えてくださるからこそ、自分にしか出せない音があるのだから。
その後、不思議な導きで女子聖学院短期大学に奉職、多くの出会いを通して音楽と人間の生命との関わりを知った。村山さんは「音」は「福音の真理」を指し示すと言う。誰でも母の胎にいる時から固有の音を持っている。また同じ音楽を聞きながら、その人固有の音を聞く。そこで音と人の生命が触れ合う時、感動と共に新しい命が生れる。その人にしか出せない音、固有な生命の再生が起こる。神から与えられた、その人にしか出せない音。私たちそれぞれがその音を磨き、発していく時、ハーモニーの全体となってゆく。村山さんは、かつて聖歌隊の指揮者として、現在はフィルハーモニーで学生を指導している。一度は断念した指揮者の道、しかし不思議な仕方で豊かに与えられた。ピアノ・指揮・教育の賜物が一つとされた。神との出会いを通してキリストのハーモニーの全体となってゆく。
村山さんは聖学院のスクールモットー「神を仰ぎ、人に仕う」の通り、神を讃美し、学生や子どもたち一人ひとりと人格的に関わりながら、音楽と福音のすばらしさを伝え続けている。

 

 

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