【4583号】希望の光を灯すために 統一原理問題全国連絡会

統一協会に子どもや妻が入ってしまった両親、夫等、家族からの相談は、当教団や教会に、今も絶え間なく続いている。このような人たちに希望の光を、もう少し灯すことは出来ないかと「統一原理問題全国連絡会」は考え、さまざまな努力を積み重ねてきた。その成果が、やっと表れた。
去る六月一三日(月)~一五日(水)まで宣教委員長の岩﨑隆、総務幹事の愛澤豊重牧師を含め六名が訪韓し、大韓イエス教長老会の「異端似而非対策委員会」のセミナーに出席した。
これまでの経緯は昨年一月に「統一協会問題キリスト教連絡会」のメンバーが訪韓したさい、大韓イエス教長老会との協議では先方から研究機関や協議の場を設けることが出来ないか、との提案があった。その提案を受けて「統一原理問題世話人会」では昨年の六月一七日~一八日まで行われた「全国連絡会」に大韓イエス教長老会の「異端似而非対策委員会」の三名を招いて協議した。このようなことから、今年はソウルの「百周年記念会館」で行われたセミナーに教団から参加した。主題は「韓国と日本におけるキリスト教宣教の障害要因」である。
セミナーには大韓イエス教長老会の六〇教区にある「異端似而非対策委員会」の委員の代表者を含めた八〇名が参加した。
最初に、大韓イエス教長老会の元総会長で、元長老会神学大学の李鐘聲牧師が「統一協会に対する教理的批判」と題して講演した。李牧師は「キリスト教の信仰は使徒信条、ニケア信条、カルケドン信条、アタナシウス信条の四つの信条が基本である」という視点から統一協会の原理講論を批判した。
岩﨑隆牧師は「日本における統一協会の反社会的活動とその対策について」講演した。休憩の後、前異端似而非対策委員長の李乾榮牧師が「韓国の新興宗教がキリスト教異端宗派に及ぼした影響」と題し講演し、総務幹事の愛澤豊重牧師は「統一協会問題に対する日本基督教団の取組」と題して講演した。会場から「統一協会に対して日本の政府はどのように対応しているのか」などの質問があった。この件について岩﨑隆牧師は「政府は何の力にもならない」と答えるなど、充実したセミナーであった。
今後のことについては相互に訪問することとし、来年の「統一原理問題全国連絡会」に大韓イエス教長老会の代表者が参加することになった。なお今後の活動を確かにするため、両教団の間で、①情報を継続的に交換すること②定期的に相互訪問すること③両教団はこれを積極後援すること、の相互協定が結ばれた。

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