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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

【4591号】人ひととき 片山知子さん

2005年11月26日

「敬神奉仕」でキリスト教保育にチャレンジ

「敬神奉仕」。この標語は、東洋英和女学院の建学の精神だが、片山知子さんは、今でも常にここに立ち帰るという。
子どもの頃から近くの鳥居坂教会の教会学校に通い、東洋英和女学院の高校一年生の時に洗礼を受けた。
「あこがれの人たちが周りにたくさんいました」。この頃、世も教会も紛争の時代に突入するが、教会学校や東洋英和女学院の多くの教師たちと接しながら、キリスト者としての確かな歩みを自然と見せられた。そうして、キリスト教保育への道が備えられた。
東洋英和女学院の保育科を卒業して、付属幼稚園に七年間奉職する。
後に立教大学に編入学し、あらためて教育学を学んだ。結婚してからは保育の現場から離れるが、二男一女を与えられ、その間、恩師のいる横浜の蒔田教会に移って教会教育プログラムにもかかわらせてもらった。
「親の立場で教育に接するチャンスが与えられたのだととらえて、子育てを楽しませてもらいました」と笑う。
やがて短大時代の恩師に声を掛けられ、現在の職場で保育の現場に復帰して一一年目になる。「若い時はただ一生懸命で、キリスト教保育の理解が弱かった」と振り返る。
「子ども本意にのびのび育てるということが極端になると、他者のことを考えることが弱くなって、自己中心に偏ってしまう。子どもたちの中での問題は人間そのものの問題として出てくる。それに関わる教育者は、はっきりした価値観、人間観を持っていたい。まずは教会あってこそ。現在の教育システムの中で、キリスト教独自の働きかけをもっているはず。何が違うか、自問の毎日です」。
今日、幼稚園の存在意義も問われる時代となったが、地域や家庭も視野に入れて、「敬神奉仕」に立ち帰りながら、改めてキリスト教保育への意欲を燃やす。

教団新報
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