第34総会期第三回障害者差別問題小委員会が、教団会議室にて四月十七、十八日に行われた。
開会礼拝では、田中文宏委員が、コリント一12章1〜10節より「主の答えは、パウロが求めたものではなかったが、祈りの中で、肉体のとげが十字架の恵みへと導かれた。神によって我々の弱さが用いられる。弱さを誇ると言うよりも、弱さを通して現される神の恵みを誇る」というメッセージが語られた。
前回記録承認、第三、四回宣教委員会報告、「かがやけともに」の発行、「障害者差別問題と取り組む活動者全国交流会」への献金状況が、それぞれ資料に基づいて行われた。
「障害者自立支援法」(四月施行)及び当該法律の問題点などについて、長尾邦弘委員より発題があった。今後、変遷が予想されるので、状況に応じて課題とすることとした。
データーベースについては、各委員が可能な範囲で収集することとなっていたが、個人情報保護法などにより問題点もいくつかあるので、次期委員会にも申し送り、継続して考えることとした。
鈴木優子委員より、当委員会の発足時からの歴史・名称などについて、資料に基づいて発題があった。すでに二五年が経過しており、教会・社会の状況の変化もあるので、これからも委員会の課題として検討していくこととした。
また大津恵子氏(元女性の家HELPディレクター)より「アジアの女性から学ぶこと」という講演をお聞きし、学びを深めることができた。
ニュースレター「かがやけともに」第2号を発行することとしたので、お読みいただきたい。①発行/二〇〇六年十二月一日、②内容/(1)共同作業所「ワイド!あけぼの」、(2)医療福祉制度の変化について、(3)大津恵子氏講演要旨
次回委員会は、二〇〇六年六月二九日~三〇日、教団会議室で開催することとした。内容は、①34総会期当委員会活動報告 ②委員会の課題(名称も含めて)などについて、各委員が担当することとした。
(堀眞知子報)