【4603号】宣教師からの声

互いに近づき、神へと近づく
ユージン・ホール
(合同メソジスト教会派遣宣教師)

テサロニケの信徒への手紙一2章8節「わたしたちはあなたがたをいとおしく思っていたので、神の福音を伝えるばかりでなく、自分の命さえ喜んで与えたいと願ったほどです。あなたがたはわたしたちにとって愛する者となったからです」。
◇◇
三年前、妻と私がシアトルから新潟に来た時、私たちはひとつの望みをもっていました。若い人たちにキリスト教を伝えることでした。
新潟市は人口八〇万人以上。十三歳から二二歳の青年はおよそ七万五千人。実際にイエス・キリストの福音の素晴らしさをまだ聞いたことのない、若者たちです。私たちはここでは唯一の日本基督教団の宣教師ですが、神の国のために、自身の賜物を喜んで用いる数人の友がいます。
教会学校のプログラムが継続されている一方で、教会の若者との関わりに身を捧げる宣教や、教会に行っていない若者がキリストや教会に連なるための援助がほとんどないことに、私たちはすぐに気づきました。新しい何かが必要であると常に思わされていました。
◇◇
昨年、教団の新潟地区は「新潟ユースリーダーシップチーム」という、リーダーシップを訓練するグループを始めました。チームは四名でほとんど毎週会って、分かち合い、祈り、聖書の学び、もちろん食事をし、若者への宣教について話しています。その小さなグループから「新潟ユース礼拝」(NYR)が生まれました。
この礼拝は音楽とITを用いています。アナウンスや歌はパワーポイントで画面に文字を写し出し、メッセージを具体的にイメージさせるために映画の場面を用い、音楽は刺激的で大音量にし、私たちがやりたいと思うやり方で行っています。
しかし、最も重要なことは、私たちが若者たちを包み込んでいるかということです。若者がバンドで演奏し歌っている。証しを分かち合っている。ゲームを指導している。一方で、若者たちは、彼らの活動の中にキリストのよみがえりを見る思いやりのある先輩、両親、指導者、牧師、その他の人々に囲まれています。
NYRの目標のひとつは、近しく、親しくなることです。互いに近づき、神へと近づく。他人との関わりを通して、私たちは真の共同体、そして真の友情を経験します。この過程のどこかで、神が介入し、若者たちは神との関わりを持ち始め、そして、彼らはイエス・キリストの必要性に目覚めます。
青年伝道の鍵となるもうひとつの要素は、小さなグループです。私たちは、教会の青年は小さなグループに纏まることに気づきました。なぜなら、彼らは主に両親や家族のつながりがあるからです。しかし、教会に行っていない青年には当てはまりません。この問題を解決するために、今年私たちは礼拝の中に、簡単な小さなグループを採り入れることにしました。これは、夜のメッセージやテーマへの質問などを話し合う機会となります。そして、青年を「聴衆」から「参加者」に変え、キリスト教の理解を深める機会となります。
◇◇
私たちはこれを始めたばかりなので、どのような結果になるか正確にはわかりません。しかし私たちはキリストの福音だけでなく、パウロがテサロニケの信徒への手紙の中でいっているように「青年たちは私たちにとって愛する者となったので、命さえ分かち合いたい」という情熱をもっています。
教団の方々が、日本の大切な青年たちへ同じ愛をもっていること、そして出来る限り多くの青年が神へ立ち帰る道を見出すことを見守るために労苦していることに、私たちは励まされています。

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