【4608・09号】第34総会期 第5回常議員会

教憲・教規と宣教課題の間

七月十~十一日、第34総会期第5回常議員会が、教団会議室で開催された。何よりも、第33第34総会を通じて、初めて沖縄教区総会議長が出席したことを、報告する。このことが「沖縄教区との関係回復」の第一歩となるかどうかは、現段階では即断も・楽観もできない。なすべき対応の努力をたんたんと続けることこそが何よりも肝要だろう。対話無くして進展はない。知花正勝沖縄教区議長の決断に大きな拍手が湧いた。

兵庫教区の按手礼式を巡り議論

議題5「総幹事報告」の質疑は、毎回長時間を費やすが、今回も多くの項目で多様な質疑がなされた。
特に次の項目で、質疑が交わされた。
就業規則等検討委員会の答申に基づき就業規則案を作り、職員集会を開き説明していることが報告された。報告に関連しキリスト教事業所連帯合同労働組合の性格について質問があり、愛澤豊重総務幹事は、「企業内労組であった日本基督教団労働組合が改組し合同労組を組織したもの、キリスト教事業所で働く者は誰でも加入できる組合となっている」と説明した。
大きな災害への緊急対応について検討する会合が持たれていること、「教団危機管理ガイドライン」の試案を立てたことが報告された。竹前昇総幹事は、「規則ではなくガイドラインなので強制ではない」と、その性格を問う質問に答えた。
兵庫教区における准允式、按手礼式に関連して、信仰職制委員会に「准允、按手礼についての諮問」をしたことが報告された。今兵庫教区総会で按手を受けた教師の登録をどのように取り扱うのかと言う質問に、竹前総幹事は、「執行通知書が来ているので、それに基づいて登録している」、その後のことについては「信仰職制委員会の答申が出たところで考える」と答えた。また、何故諮問したのかという問には、「いろいろと質問が寄せられているので諮問した」と答えた。菅根信彦兵庫教区議長は、「諮問されていることを初めて知った」。そのことを「当該教区に通知して欲しい」と述べ、「感動的、聖霊あふれる式であったという感想を持ったが、問題は所作のことなのか」と質問した。
愛澤総務幹事は、「所作も問題だが、准允・按手そのものが行われたという事実がない」と答えた。更に、佐々木美知夫常議員は次のように質問した。「教区総会で審議し云々の規定は六六条にあるが、執行を委ねられているのであって方法等についてではない。教憲八条で按手が取り扱われている」。式文の変更は、「一教区で担えることなのか」。
菅根兵庫教区議長は、経緯、事情を説明し、「教区総会の議決を経て行った。按手として行ったとしか答えようがない」と述べた。これに対して、他の常議員からも批判的な意見が述べられた。長山信夫常議員は、「按手は手を置くこと、つながっていることがなければ、按手ではない。既に登録したというが、諮問の結果はどう受けとめるのか」と問い、竹前総幹事は、「答申によっては、登録が取り消されることもあり得る」と答弁した。
議題10「教規施行細則変更に関する件」は、信仰職制委員会の答申に基づき、教規施行細則に変更規則を設けるという主旨であり、「本規則の変更は、常議員会の決議によるものとする」という内容を総会議案とすることが可決された。
議題11「戒規施行細則変更に関する件」は、「施行細則なので充分な時間を掛けて議論することがのぞましい。常議員会の方が時間が掛けられる」。「戒規施行細則ではなくて、規定とするのが相応しい。重要な課題なので総会で定めるのが良い」など、賛否両論が述べられた後、「採決しないで、次の常議員会まで検討しては」という意見が述べられ、継続となった。
議題13「教区常置委員会提出教団総会議案に関する件」は、「山北宣久教団議長による『二〇〇六年度教区総会への挨拶』における『3.合同のとらえなおし』の全文を削除する」と言う内容であった。
向井希夫大阪教区議長による補足的な説明の後、次のように激しい議論が交わされた。「議長が出した挨拶文の削除を総会が出来るのか、根本的に疑問」。「大阪教区の常置委員会が提案しているのだから、内容審議に入るべき」。「先例集でも、議案とするのには、形式が整っているかどうかを審議するので、内容を審議しないことになっているのではないか」。「提案には議案として無理がある。いっそ議長不信任なら理屈は立つ」。
議論は、議案として成立するかどうかに集中し、「常議員会を経るとは、常議員会で審議してという意味ではない」から、常議員会では内容審議せず、総会で行うべきだという意見と、「議を経るのだから、常議員会で審議する。しかし、議案としては未成熟であり、総会議案として相応しくない」との意見が対立した。
岡本知之信仰職制委員長は、求めに応じて次のように見解を述べた。「議を経るとは、内容について検討することが許されるということではない。同時に、形式が整っているかどうかということには、議案となるか否かの審議をすることが含まれる。自動的に議案となるならば、経るということに意味はない」。
この後、賛否両論ともに同じような意見が繰り返された。岡本信仰職制委員長は、「内容が相応しいかどうかではない、議案になっているかどうか」であると念を押し、愛澤総務幹事が、「今までは、全て採決して総会の議案としている」と前例について説明した。
小林眞教団副議長は、「議案となるかどうかであり、内容に賛成かどうかではない」と確認し、採決した。賛成は七名であり、少数否決となった。
議題14「05年度教団歳入歳出予算補正に関する件」、議題15「05年度教団歳入歳出決算承認の件」は、質疑の後、何れも原案通り承認された。
(新報編集部報)

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