【4611号】人ひととき 鵜沼 裕子さん

生涯のテーマとの出会い

鵜沼さんは幼い時から、将来は何か研究的な仕事につきたいと思っていた。大学一年の時に受洗して、その願いはキリスト者としての生き方と結び合う、生涯の研究テーマを求めるものへと導かれた。
そんなある日のこと、教会の友人から日本聖書神学校主催特別講演会に誘われ、日本キリスト教史研究家、大内三郎氏の講演を聴いた。
大内氏はこれまで日本キリスト教史に関しては、各個教会や諸教派の記録、個人の伝記等を散見するのみで、学的研究はこれからの開拓分野であると語り、特にキリスト教信仰の立場からその内的世界と取り組む若い研究者が出ることを望んでいると結んだ。その講演は鵜沼さんにとってすべてが新鮮であり、特に最後の言葉は彼女自身のために用意された言葉として響いた。鵜沼さんは即座に、これをやってみようと心に決めた。
その後、鵜沼さんは大内氏から直接指導を受け、観念だけではなく、実証的な作業をも学んだ。特に「日本キリスト教史を研究する者は自らが教会生活に忠実でなければならない」との大内氏からの言葉が鵜沼さんの信仰と研究の姿勢を形づくっている。
生涯のテーマとの出会いを体験し、鵜沼さんは自分が求めるよりも先に、良いものを下さる神の導きを覚えた。歩みの中では、何度か伝道者の道も考えたと言う。
しかし、やがてその思いは伝道者を支える生き方へと導かれていった。現在、鵜沼さんは、教会で祈りを持って伝道者を支えると共に、東京神学大学や聖公会神学院で日本キリスト教史を講義している。本務校や研究会の活動においては、学生、後進に多くの感化を与えている。また著書や論文等を通して、教会の歩みについての理解を広め、さらに日本基督教団出版局理事として、全体教会を支える働きも担っている。

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