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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

【4612号】宣教師からの声

2006年10月14日

神の全能の力の中に生きる
ゼブリー・クリスチャン
ゼブリー・ケイ
(PCUSAから教団への派遣宣教師)

この紙面を借り、日本の皆様にお別れの挨拶が出来ますこと、感謝に耐えません。私どもが日本伝道の働きを始めたのは1988年、盛岡の善隣館、潮義男牧師のもとででした。当時、善隣館のディレクターで、私ども家族を抱きかかえんばかりに、温かく迎えて下さいました。先生は私たちの伝道にかける気持ちを育てて下さり、短い期間で日本を心から愛するようになりました。私たちは外人ですが、盛岡は私たちの日本での生まれ故郷です。
私たちはずっと盛岡で住むものと思っていましたが、神様の計画は別でした。善隣館で英語を教えて一年たった頃、教団が、青年プログラムを改善すべく長期契約の宣教師として私たちを招いて下さいました。この新しい使命は私たちが大学時代に得た青年伝道への使命という、予言ともいえる幻を具現化するものでした。私たちは1999年に盛岡を去り東京の日本語学校に通う傍ら学生キリスト教友愛会(SCF)で英語を教えました。SCFで出会った生徒たちとは楽しい想い出があります。
2001年に日本語学校を卒業、教団事務局で働き始めました。夏には毎年教団の青年代表を世界各地で行われる青年伝道会議に引率しました。ケイは、the Kyo- dan Newsletter の編集の仕事にも携わりました。多くの教会に招かれ、説教や証しをする機会にも恵まれました。
この夏には、ユース・ミッション2006に参加する栄誉を得ました。このミッションは教育委員会との協賛によるものでした。私たちが1999年に全国青年伝道の革新に取り掛かったときは無駄な努力だという声が大半でした。ユース・ミッション2006の開催はまさに奇跡であり、教団の新しい青年活動の夜明けでした。一テサロニケ、5章24節、「あなたがたをお招きになった方は、真実で、必ずそのとおりにしてくださいます」の御言葉の通りです。
私はこの手紙をカリフォルニア州パサデナで書いています。サンフランシスコ神学校で神学博士号を取得、フラー神学校でPh.D.のコースに入る予定です。私たちはハリウッド長老教会で歓迎を受け、この秋より成人教育の一環を受け持つ予定です。ロサンゼルスは入り組んだ高速道路、ありとあらゆる国々からの人、また人で、私たち自身アメリカ人であるにもかかわらず、異国のようです。毎日耳にするのはスペイン語、英語、韓国語、アルメニア語、中国語など、時たま日本語さえ耳にします! 多くの教会がある一方、まったく教会に関心を示さない人も多くいます。その意味ではロサンゼルスに住みながら世界中に伝道をしているようなものです。
私たちは教団に深く感謝いたします。教団での経験は私たちの信仰を育て、また非キリスト教社会でどのようにして信仰を育むかを教えてくれました。
日本での最も大きな学びは、キリストに従うことは人間的な強さの中に生きるのではなく、むしろ神の全能の力の中に生きることだということです。日本における福音伝道の業は長年大変困難なものであり、神が我々の人間的強さを少しずつそぎ落とし、そしてその結果として祈りを通し神により頼むことを学びました。深い祈りの生活を通じて神は私たちを自らの誤った自尊心を悔やむように仕向けて下さいました。
牧師、指導者、そして信徒が人間的な力や自尊心を自制して、聖霊の偉大なる力を発見することを教団のために祈ります。教団のどなたかが聖霊に導かれることにより内的な政治的闘争を克服し、大きな声で、イエス・キリストを発見することを心待ちにしている何百万人もの日本人に、福音を宣べ伝えることを祈ります。

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