【4613号】教区コラム 北支区

「改憲に反対する決議」否決について考える
亀岡 顕

第65回東京教区総会(五月三〇~三一日、於:富士見町教会)は「日本国憲法第9条の改憲に反対する決議」に関する件(「決議文」の採決を求める議員提案)を賛成少数で否決しました。北支区常任委員会は「このことが何を意味しており、考えなければならない課題は何か」ということについて表記の「文書」を七月三日発表しました。その要旨は次の通りです。
「この決議に賛成しなかった人たちが皆、憲法改定に賛成しているとは思えない。憲法改定反対決議という“政治的な”ことを教区総会で行うべきではないとの理由から賛成しなかった人もいたのではないか。信仰と政治(この世のこと)を分けるべきだとする考え方は日本のキリスト教会の中に根深くある。しかし『政治的なことにかかわらない』ことはそれ自体、ある立場に組したり一つの勢力を支持するというきわめて“政治的な”態度になってしまうので、政治と無関係な信仰的生き方は不可能ではないか。『改憲問題にどういう態度をとり行動するか』は私たちキリスト者にとって大切な信仰の決断・課題である。『教団の戦争責任』と『教会の社会的責任』の具体化を心掛けている北支区は、今回の改憲反対決議“否決”というきびしい現実をふまえて改めて『戦責告白』の重要性を確認し、共に『東アジアの平和』をめざしている韓国基督教長老教会ソウル老会の方たちと祈り・力を合わせて『日本の平和憲法維持』に努めていく決意を新たにしている」。
(東京教区北支区長)

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