【4628号】帰住先考

知人の牧師から電話をいただいた。同じく教誨師を担っている牧師である。この秋に、今まで教誨をしていた受刑者が出所する。教会に出席したいと言っているので、当教会に出席することを勧めて良いかという内容である。
刑務所にしても少年院にしても、出所する人達は帰住先が大きな課題になる。不安を抱えながら帰っていくのである。刑務所の出所者は成人者であるので、必ずしも自分の家に帰らなくても、他の町で働いて生活することが出来る。しかし、少年達は帰住先については不安を持ち続けている。少年院で少年と面接するとき、いつも話題になるのが帰住先である。少年たちは親の保護下にあり、自分の家に帰らざるを得ない。少年達の一番の悩みである。少年院に入る前の少年の姿は、放火・暴走族・痴漢・万引き・暴力団等であり、帰ってきた少年を以前のままで理解するであろう。今は昔の自分ではない、と思っているのであるが。以前、付き合っていた友達もいる。悪い誘いをどう断るか。人々に何を言われるか。まじめに生活していれば、きっと理解してくれると思います、と健気なことを言う少年もいる。
電話の教誨師の知人には、もちろん受託した。帰住先は異なる町であるが、それほど遠い距離ではない。その町にも教会はあるが、自分を知らない群れのほうが良いと考えるからである。
教会は人々の帰住先であることを示したい。
(教団総会書記 鈴木伸治)

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