【4628号】教会の課題、信徒の課題としていくために 第1回靖国・天皇制問題小委員会

第35総会期第一回靖国・天皇制問題小委員会が、四月十六日(月)午後二時~十七日(火)午前十一時、教団会議室(キリスト教会館)において開催された。今期の委員には、西之園路子(委員長・蒲原教会)、芳澤信(真和志教会)、須賀誠二(東京愛隣教会)、沼田和也(宇和島中町教会)、横山順一(石橋教会)の五名が選任された。小委員会書記には互選により芳澤委員が選出された。
礼拝、自己紹介、書記選出に続き、これまでの小委員会活動、引き継ぎ事項について委員長より説明があり、この委員会が担う五つの課題について確認した。
1.信仰告白共同体としての日本基督教団の形成に寄与する働きを目指す。
2.1の大前提のもとに教団成立時から今日までの「教会と国家」の関係をどのように理解してきたかを検証する。
3.1・2を踏まえて「靖国・天皇制問題」を教会の課題、信徒の課題としていくために委員会として協議しながら担う。
4.当委員会の担っている課題と検証の成果を、社会委員会を経て教団に提言、各個教会に発信する。
5.NCC靖国神社問題委員会の働きで協力できることについては積極的に協力する。
協議の中で、なぜ靖国・天皇制問題が全教会の課題となっていないのかについて、多忙な日常において問題意識を維持することの困難さ、天皇制の染みついた日本人気質、この問題を信仰に基づいて教会の問題として語ることができていない現状等が指摘された。
今後委員会で、「教会と国家」、「沖縄から見た天皇制」等についての主題を取りあげていく予定である。また、国立国会図書館が、二〇〇七年三月にこれまで非公開だった資料を含め、八〇八点の資料を収録した『新編靖国神社問題資料集』を刊行したが、この資料についても専門家から話を伺い、その講演要旨を「教団社会委員会通信」に掲載し、各個教会に発信したいと考えている。
次回の委員会は、九月十三日(木)~十四日(金)に開催される。
(芳澤信報)

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