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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

【4631号】組織改編に伴う委員会運営を協議 第2回世界宣教委員会開催

2007年7月21日

去る六月十二日(火)、第二回世界宣教委員会が開催された。前回委嘱中であった委員が加わり七名全員そろった委員会となり、当委員会の下にある諸委員会の委員長らの陪席も含め合計一〇名という大きな組織となった。
まず、台湾の高雄日本語教会付属めぐみ園で、去る三月末日まで奉仕された高久華子宣教師の帰国報告を受け、慰労を兼ねた昼食会を催した後、委員会報告と協議に移った。
第一回委員会では委嘱中の委員が出席できなかったため、第二回の委員会では前回議事録(案)を丁寧に検討した上で承認する運びとなった。
今委員会は、改組に伴い委員会運営のあり方についての協議が大半となった。以下に報告する。
①二〇〇六年度会計決算と二〇〇七年度予算について協議され承認されたが、一方で、組織改変に伴い、会計収支が複雑になるのを防ぐため、会計のあり方の工夫を求める意見が出された。
②北米教会との関係継続のためアメリカ改革派教会や米国長老教会より宣教協約締結が提案されている。この申し入れを受け入れることが確認され、協約締結の方針など前向きに検討するために、実務会へ付託することを決定した。
③宣教師費協同分担献金(派遣元教会と派遣先キリスト教教育機関などが宣教師費を相互負担する制度)の依頼文書を宣教協力学校協議会と世界宣教委員会の連名で関係学校に送付することが承認された。あわせて、当該献金依頼を関係教区へ世界宣教委員会から送付することを承認した。その他、業務の担当等に関しては継続審議となった。
④CoCが扱っていた留学生奨学金財源の一部を「世界宣教の日献金」先に加えるよう要請があったが、今回は見送って運営規定採択を待つべき旨の提案が承認された。
⑤韓国協約委員会の招集者として、菅原力委員が委嘱され、承諾された。その他協議事項は、実務会へ付託された。
(上内鏡子報)

教団新報
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