【4635号】荒野の声

▼学生時代、殆ど睡眠を取ることの出来ない夜警のバイトを終え、日曜の朝、決まった時間のバスを使う。小学校低学年くらいの子どもが男女四人乗って来る。間もなく、四人による合唱が始まる。大抵は音楽の教科書にもあるような名曲を、美しいハーモニーで聞かせてくれる。今も耳に残る「ボルガの舟歌」。音楽教室に通うものらしい。▼バスに乗り合わせるのが楽しみになった。子どもたちが乗る時間は大体決まっている。選択肢は二本。子どもたちの顔が見えないと今日は外れ、がっかりする。▼ある日、彼らはいつものバス停では下りずに、そのまま乗り続け歌い続けた。その時、運転手の声、「うるさい、他人の迷惑も考えろ」。かなり乱暴な物言いだ。▼「そんなひどい」と思い、他の乗客を見渡す。ところが、大方運転手に同調している。下り際、「いつも楽しく聞いてるよ」と大声で言った。▼その日以来、何故か、二度と子どもたちを見なかった。▼バスは混み、余裕がない。人の心にはもっと余裕がない。

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