【4636号】”Go to the People” アフリカ・タンザニアへ~愛と希望のロケットを送る JOCS日本キリスト教海外医療協力会

絶望のあるところに希望を、憎しみの代わりに愛を

JOCSは、タンザニアに九月下旬から新しく清水範子ワーカー(看護師・助産師・保健師)を派遣します。同国中央部、ダルエスサラームから約1000キロ離れたタボラにある大司教区の母子保健活動がミッションです。タンザニアの人口は3500万人。宗教はイスラムが約三割、キリスト教も約三割、他約四割が伝統宗教。周辺八カ国は紛争が絶えず、アフリカの最貧国の一つでありながら、難民庇護国として難民を受け入れてきました。(大江は、調査と実務折衝のため、七月初旬に現地入り)
タンザニアの保健指標-出生時平均余命46歳、乳幼児死亡率67(出生1000対)、5歳未満死亡率122(出生1000対)、妊産婦死亡率1500(出生10万対)、成人推定HIV有病率(15歳以上)6.5%-ユニセフ2007より-となっており、母子保健に関しては深刻な状態にあります。清水ワーカーは、タボラ大司教区イプリ・ヘルスセンターをベースに、地域での保健医療活動に従事する予定です。マラリアに加え、HIV/エイズなどの感染症の問題も地域のかかえる深刻な問題です。
清水ワーカーは、八年前、看護学生の時代にJOCS元タイ派遣ワーカーの大森絹子さん(少数山岳民族の村でのエイズプロジェクトの活動を続け、二〇〇一年十二月に病気のため召天)の活動に感銘を受けて、国際保健の道を目指されました。「静かに御言葉をもって語り示してくださる神様の行く手の光を感じることができました」と、その召命観に突き動かされ導かれたのでした。
タンザニアにおける保健医療施設の45%は教会の運営で、他の55%は政府によるもの、とのこと。保健医療面だけではなく、教会がコミュニティの中心にあり、生活と密着し、命と教育、つながりと救済の要となっています。JOCSは、ささやかながらもタボラ大司教区の働きに協力することを通して、命と平和が大切にされる世界を目指していきたいと思っています。微力ではあっても、「Pea-ceはPiece(一つのかけら・一人の人間)」から。地道な努力を重ねていきたいと思います。
最後に、タンザニアの国父と言われるニエレレ元大統領(故人)の言葉をご紹介します。
「私たちタンガニーカの人々は、キリマンジャロ山の頂に灯りを点そう。それは国境を越え、絶望のあるところに希望を、憎しみの代わりに愛を、侮蔑しかないところに尊厳を届けよう。・(中略)・私たちは他の国々のように月にロケットを送ることはできない。しかし、私たちはどこであれ、同胞である人間がいるところに愛と希望のロケットを送ることができる。」(「タンザニアを知るための60章」:明石書店)
私たちは、日本から現地で活動する清水ワーカーを通して、私たちの働きを求める人々へ「愛と希望のロケット」を送りたいと思います。
(大江 浩報・JOCS総主事)

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