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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

【4638号】08年度負担金総額 今年度に引き続き1%減へ 全国財務委員長会議開かる

2007年11月2日

第35総会期第一回全国財務委員長会議が九月二四日~二五日に教団会議室で開催された。
司会者粉谷勝巳予算決算委員が開会の祈りを捧げた後、飯塚拓也予算決算委員長が、「今会議は各教区が持つ自然災害の被害など、様々の課題を覚え、支え合
い、祈りあっていくことを大事にしたい」と挨拶をした。
第一日目は①各教区の財務状況②教区における教会・伝道所への負担金賦課基-アンケート結果から-をテーマに報告・質疑があり、各教区の財務状況を共有化し、また各教区の教会への負担金の賦課方法を学びえた事は有意義であった。
第二日目は鈴木務予算決算委員の司会及び祈祷で始まり、冒頭新任の内藤留幸総幹事が「七月五日の常議員会で竹前総幹事の後任として選任された。教団に事務局、出版局、年金局の三局があり会計は独立しているが、今後は会計監査委員会も指摘しているように、各財務諸表の合算表の作成が課題であり、鋭意努力している。また、世界宣教委員会の活動が重要になってきている。全体として教勢が落ちている中で協力することが大切である」との趣旨の挨拶を行った。
①秋山徹出版局長及び櫻井淳子年金局業務室長が二○○六年度決算書に基づきそれぞれ決算概況の報告を行った。のち髙橋豊年金局理事長が、各教区から出された質問や意見に答える形で見解を述べた。質疑応答では出版局の「信徒の友」などの定期刊行物の損益分岐点などに質問が集中した。
②二○○六年度事務局の財務報告を、計良祐時財務幹事が決算書に基づき、「全て予算内で執行され収支差額を五○二万円計上することが出来た」旨、報告を行った。
③二○○八年度予算及び教団負担金については飯塚拓也委員長が予算方針の概要を述べ、昨年度に引き続き負担金総額を一%減にするなど、資料に基づき詳細な報告を行い各教区の理解を求めた。
④粉谷勝巳委員はPCAソフト導入の実際をテーマにして発題。伝票だけ入力すれば、あとの書類は自動的に作成される操作の実演をしながら質疑応答。各教区の関心の高さが示された。
(稲垣正策・長島恵子報)

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