【4790号】東北被災地クリスマス2013 仙台・石巻・遠野各センターでクリスマス集会開催

 2013年12月、震災より2年9ヶ月が過ぎた。現在もなお避難している人々の数は、28万人を数える。28万人という数字は、中核市(人口30万人以上)には及ばないものの、特例市(人口20万人以上)をはるかに上回る数字であり、東北6県の県庁所在地と比較すれば、山形市の住民(25万人)全体が避難するより多くの人々が仮設住宅等での生活を今も続けている現実を意味している。

 教団救援対策本部では、昨年に続き今年も又、仙台、石巻、遠野の各センターが主催して被災地でのクリスマス集会を行った。以下、その報告である。

【エマオ仙台・エマオ石巻】
 12月10日〜12日にかけて、七郷中央公園仮設、荒井7号仮設、荒井2号仮設でクリスマス昼食会を行った。参加者は、計31名であった。

 さらに12月21日には、七郷中央公園仮設でクリスマス集会(25名参加)を行った。仮設自治会からの挨拶に続き、エマオ専従者・佐藤真史氏によるショートメッセージがあり、ゲーム、カラオケ大会、プレゼント交換など、多彩なプログラムを和気藹々(あいあい)と楽しんだ。

 一方、子どもたち向けのクリスマス集会は、25日に笹屋敷中央会館で「ささっこクリスマス会」(9名参加)を行い、同日エマオ石巻のセンターで「いしのまきっこクリスマス会」(14名参加)を行った。

 「ささっこ」や「いしのまき」の子どもクリスマスでは、ケーキにデコレーションをしたり、教会関係者が焼いたパウンド・ケーキをプレゼントとして贈った他、東洋英和女学院と女子学院から送られてきたクリスマス・カードを配布した。

【ハートフル遠野】
 12月4日〜21日までの3週間の間、日頃「お茶っこ」を行っている岩手県釜石市内8ヵ所の仮設住宅で、本部主催のクリスマス集会を行った。

 昨年も手伝って下さった入江玲子さん(救援対策本部海外デスク中国語担当・武蔵野音大声楽科卒、12月2日〜6日)に加えて、今年は西谷衣代さん(東京芸大大学院オペラ科修了、12月12日〜13日)も協力を申し出て下さり、素晴らしいクリスマス礼拝と祝会を持つことが出来た。

 礼拝では、多くの方々が、生まれて初めて聖書を読み、祈り、讃美歌を歌い、担当幹事のクリスマス・メッセージに耳を傾けた。

 プレゼントは、スタッフの佐々木ムツ子さんが準備した実用品の数々を、サンタクロースに扮した柳谷雄介牧師や幹事が贈り、歓声があちらこちらで挙がった。

 クリスマス集会を終えて帰る際、「これまでは子どもや孫たちにプレゼントを贈ってばかりだったけど、(生まれて)初めてプレゼントをもらった」と言われたり、「今日は(クリスマス集会に参加出来て)良い日だった」と微笑ながら呟(つぶや)かれるお年寄りの姿が心に深く残った。

 被災地の現実、特に仮設住宅に住まわれている方々の心の傷は深く、重い。仮設からいつ出られるかの展望もなく、プライバシーも十分に守られることの出来ない狭い居住空間での長期にわたる生活は、心身共に限界を迎え始めている。

 このような方々に、たとえ少しの限られた力であっても、許される限り、寄り添い続けることが出来ればと思う。(飯島信報)

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