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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

【4640号】教区コラム 大阪教区

2007年12月8日

主にある一致と前進のために
向井希夫

大阪教区では今年度、総会準備委員会が推薦した開会礼拝説教者を四月度常置委員会で「ふさわしくない」と否決してしまいました。しかし、新しく総会で選ばれた常置委員会は、その誤りを認め、当該教師に謝罪する決議をしました。わたしたちは謝罪文で「信仰の在り方を軽々しく評価したり、断定することが、どれほど主に対して罪深く、人に対して愛に欠けることであるかを心に刻み、物事を判断する際には断じて人間存在を軽んじることのないよう、留意してまいります」とのべ、新しい会議の在り方を模索しています。
この謝罪を生み出したのは、『「3号議案」の精神』と呼ばれているものです。その精神を継承するために今年度総会で「大阪教区の主にある一致と前進のために」という文章が決議されました。その文章は、途中で「わたしたちは、隣人の労苦を思い、互いを受け入れ合い、対話を深める教区形成を目指しています」と記し、そして以下のように結んでいます。「わたしたちは、主イエスと隣人の前に謙虚に立つこと、聖書の御言葉に聞くことこそが、人間の生死にかかわる福音理解の一致、宣教・伝道の前進へとつながると信じ、相互理解と対話による主の平和の実現のために『「3号議案」の精神』に堅く立った歩みを進めていきます。」
このように大阪教区は、だれ一人として排除されることのない、主の愛に満たされた教区形成を強く祈り、求め続けています。
(大阪教区総会議長)

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