【4640号】社会事業奨励日メッセージ

日本基督教団は、社会活動基本方針に『教会と社会福祉事業との相互理解と協力を推進する』と謳い、十二月第一日曜日を「キリスト教社会事業を覚えて祈る日」と定めています。
今年は十二月の第三日曜日(十二月十六日)、子どもの虐待死を悼みいのちを讃える市民集会「鎮魂のつどい&パレード」が日比谷公会堂・野外音楽堂で開催されます。新聞・テレビで報じる子ども虐待の報道には胸が詰まります。
「児童虐待防止法」が二〇〇〇年に制定されましたが、これは保護者が十八歳未満の子どもに対し①身体的虐待②性的虐待③怠慢または拒否(ネグレクト)④心理的虐待の四つの行為の禁止を謳っています。昨年は四万件を超す相談が寄せられ、二〇〇七年五月に改正法が成立し、やっと児童相談所の家庭への立ち入りが認められました。しかし虐待は増加し続け、なお多くの課題が残されたままです。虐待を受けた子ども達を関連の児童福祉施設が受け入れますが、その多くを全国五五八ある児童養護施設が担っています。しかし、現場への職員配置はほとんど手が加えられない状況です。次代を担う子ども達が、安心して生活し健全な発達が保障される環境改善が急がれます。
キリスト教社会事業の現場も、厳しい条件下、主イエスに倣う者としての働きを担っていてくださいます。心からエールを送り、必要が満たされるように祈りましょう。
二〇〇七年十二月二日
日本基督教団社会委員会

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