【4641号】人ひととき 松本紳一郎さん

「荒野の40年」を経て

松本さんはいわゆる団塊世代ピークの生まれである。父親がクリスチャンで、教会付属幼稚園に入り、教会学校にも通った。高校生になり、主日礼拝に出席し、兄姉の真剣に礼拝を守る姿に接する中で、聖書から「原罪」を問われ、キリストの贖罪を示され、受洗へと導かれた。
そのうち心の奥底に「伝道者献身」の思いを持つようになった。しかしそれが「召命」か、単なる憧れや願望なのかを見極めるべく、幅広い教養科目を学べる大学に進学した。その頃「学園紛争」が激化し、卒業時には「教団紛争」という事態も出現、そのような状況を乗り越える「牧師像」を明確に描けず、自分が牧師になるよりも、牧師を助けて教会を守るために命をかけることのできる信徒であろうと決心した。礼拝生活が守られ、教会奉仕のできる職業を希望し、民間企業の研究所に就職した。
またこの時期に結婚し、長男も与えられた。やがて主の不思議な導きで妻と息子に信仰が与えられ、クリスチャンホームとされた。
やがて高度成長が行き詰まり、日本経済が大きく低落する中で、松本さんは人々の窮乏を目の当たりにさせられた。自分さえよければよいと、自分の欲望を満たすことだけを追い求め、実は自分をも見失ってしまっている同時代人、この影響を受けた次世代の若者たちに、本当の命と希望の根源である方を伝える伝道の急務を実感させられた。
その思いはアジアキリスト教教育基金(ACEF)の活動に参画するようになったことを通しても強められた。祈りの中で御心を問うようになったとき、主の呼びかけが明瞭に聞こえてきた。
現在、松本さんは主の最初の呼びかけを聞いてから「荒野の四〇年」に相当する準備期間を経て、伝道献身者として立てられるべく、神学生としての奉仕と研鑽の時を備えられている。

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