第四回「能登半島地震」被災教会会堂等再建支援委員会(以下、委員会という)が、二月六日に、教団会議室で開催された。
委員会は、前回(第三回)委員会記録を確認後、陪席した高橋潤中部教区議長及び小宮山剛中部教区能登半島地震被災教会再建委員長より、前回の委員会以降の中部教区の取り組みの経過及び現況についての報告を受けた。その中で、一月二六日、奥能登を震源とする能登半島地震の余震と思われる震度5弱の地震が輪島市で発生した。関係者への大きな被害の報告はされていないが輪島教会の礼拝堂のひびが大きくなったとの報告があった。
一方、教会会堂等の再建については、七尾教会の牧師館改築、七尾幼稚園の園舎改修、魚津教会の会堂改修が完了したこと及び二〇
〇八年度の再建計画についての報告がなされた。
次に教団事務局より二月五日現在の再建支援募金の募金状況についての報告・説明、及びクリスマスにむけて募金協力呼びかけのポスターを全国の教会・伝道所に発送したとの報告を受けた。
以後、協議に入り前回に引き続き募金、再建計画等今後の運営について協議をした。
再建計画については二〇〇七年度計画分は完了したところもあり具体的な再建がはじまった。続いて二〇〇八年度分についての計画案が出されたが、更に詳細な資金計画を含めた再建計画を次回委員会に提示されるようにお願いした。再建支援金の拠出については募金状況との関係もあり慎重に対応していくこととする。
募金については、前回の委員会でも示されたように様々な形態で募金が行われているようであるが、その実状について、それぞれから詳細な報告を頂いて、その全体像を把握できるように努め、今後の対応を検討していくことにする。
又、「能登半島地震支援ニュース」第二号を全国の教区総会までに発行し、各教区総会で募金推進を呼びかけていくことにした。
次回、第五回委員会は二〇〇八年六月三日開催予定。
(津村正敏報)