【4788・89号】「東北教区放射能問題支援対策室『いずみ』開所式」報告

「救いの泉」として働きを担う

 東北教区放射能問題支援対策室「いずみ」開所式が11月1日、東北教区センターにて行われた。開会礼拝として小西望東北教区議長により、イザヤ書第12章1節以下が説き明かされ、我々の罪としての原発の問題と関わりながら、「救いの泉」から御恵みを汲む放射能問題支援対策室「いずみ」の働きが示された。

 続いて「いずみ」の顧問であり、みやぎ脱原発・風の会代表篠原弘典氏より、「福島原発事故による放射能被害と向きあうために」と題して記念講演会が行われた。

 原発事故による放射能被害の現状が語られ、またそのことに対しての政府の見解の問題点も明らかにされた。「1990年、ICRP(国際放射線防護委員会)勧告は、一般人年間被曝限度を1ミリシーベルトとしました。それは1900年代から続けられて来た放射線研究によって示された数値であります。100年間の歴史的研究成果として示されたこの数値であるにもかかわらず、福島第一原発事故後、政府は原発政策を守るために、一般人年間被曝限度を20ミリシーベルトに吊り上げました」。

 そのような歴史の積み重ねが無視されることに憤りを感じ、その危険性に敏感であるべきだと思わされた。

 「『いずみ』は、高い線量の地域に暮らさざるを得ない子どもたちの5年後10年後にどのようなことが起こるのか、冷静な目と温かい目で見続けます。……データを取り、積み重ねて、起こっていることを判断し、どのように対処したら良いかを考えることを大切にします」と、まとめた。

 その後、長崎哲夫教団総幹事、片岡輝美会津放射能情報センター代表、邑原宗男奥羽教区議長、吉田隆東北ヘルプ代表より、祝辞が述べられた。また、その他挨拶等がなされた。

 篠原氏は「放射能は能動的な毒物だ」とも語った。原発を生み出した私たちの罪を改めて思う。悔い改めの心を持って、声を上げざるを得ない状況に置かれている人々、声を上げられない状況に置かれている人々に寄り添いつつ、「救いの泉」としての働きを共に担って行きたいと思わされた。参加者は47名であった。(石井佑二報)

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