宣教総合活動の取り組み 張田 眞
東日本大震災により今なお困難の中にある方々のうえに主の慰めを祈ります。また、懸命に救援・復興のために労しておられる方に感謝いたします。被災地にある諸教会、また、その宣教の働きのために祈り、委員会としてなすべきことに取り組みたいと願います。
当委員会は伝道、教育、社会の常設専門委員会、障がいを考える小委員会、自主活動団体の全国教会婦人会連合、全国教会幼稚園連絡会、日本キリスト教保育所同盟から報告を受けて、「宣教の総合活動」に取り組みます。今総会期は4つの課題が中心となります。1.教師とその家族が必要に応じてカウンセリングを受けることができる「相談室」設置に向けて取り組むこと。2.保育・教育のいっそうの充実を目指して関係諸団体との交流促進。3.作業が進んでいる「改訂宣教基礎理論」を前提に、「宣教方策」に関する議論を始めること。4.中長期的な展望ですが、グローバル化に伴う社会の変化に注目して教団の宣教態勢について研究する。以上の他に、在日大韓基督教会との宣教協力や統一原理問題連絡会との協力に関することがあります。いずれも、グローバルな課題と関連しており、宣教に関してさらに広い視野と深い知識も求められています。
今総会期は、震災に関連して教団による国際会議が予定されています。その関連で宣教方策会議は行うことができないかもしれません。ご理解いただきたいと思っています。
(宣教委員長)