【4784・85号】人ひととき 内藤 裕子さん 前進あるのみ

 半原生まれの内藤さんは、「神に引っ張られて」いるという。自然豊かな神奈川県半原に半原教会が創立された65年前、この教会の近くで育ちながらも、幼少期にはほとんど行かなかった。妹は日曜学校に友達と通い、お菓子がもらえると喜んでいたが、内藤さんは、何より人前に出ることが大の苦手であった。

 教会に通い出したのは、高校生の時。親元を離れ、親戚の家から高校へと通う中で、友や先生に恵まれ、教会に導かれた。

 教会学校の先生の勧めもあって、経堂北教会(東京)にて受洗。翌年、半原に戻り、半原教会に転会した。当時の半原は養蚕業が次第に衰え、求職や結婚で半原教会を去る人が相次いでいたという。

 しばらくして、厚木に夫婦で書店を開業。店番をすることで、人との会話に臆することもなくなっていったが、育児と仕事の忙しい日々の中で、教会から足が遠のく時期でもあった。これが、半原から去る時だと自分でも思っていたが、神はそうなさらなかった。次第に道は開かれて、今では、この地での伝道を任されていることを思う。半原教会役員に選ばれ、日曜学校の教師でもある。

 逃げ惑っていた自分を預言者ヨナのようでもあったとも振り返る。半原教会創立50年記念文集に寄稿したとき、「振り返って」という題にして提出したところ、牧師から赤を入れられ「前進あるのみ」に書き換えられた。書いた当初、そんな勇ましい気持ちはなかった。今では、「振り向かず、前を向いて歩くように」との思いで直されたのだと受け止める。

 どのような時にも、神は確かに引っ張ってくださっていた。牧師に叱咤激励された「前進あるのみ」は、文集の題名だけにとどまらない。2010年、牧師の夏期休暇の時に礼拝で証をした。証の締めくくりの言葉も「前進あるのみ」。神に引っ張られて前進する内藤さんの顔は明るい。

神奈川県愛川町生まれ。半原教会員。

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