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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

【4662号】来賓から祝福の言葉を頂く 共に積み重ねて来たことを…更に

2008年11月15日

◎基督教大韓監理会 リー・ウォン・ジェ宣教局総務
教団の指導者たちの韓国への表敬訪問により、親交を深め、宣教協力をより進展させる重要な話合いをすることができたことを感謝する。また、韓国からの宣教師が迎えられていることを感謝する。両国の教会が協働することで、世界における神の宣教の業に携わる協力関係が将来にわたり進展し続けることを希求し、共に祈る。
◎台湾基督長老教会 アシン・アマン議長
教団との長い歴史における誠実な友好関係、ミッション・パートナーシップを大事にしたい。また台湾派遣の宣教師が北海地区において奉仕できることを大変嬉しく思う。同じように教団から台湾基督長老教会へ派遣された宣教師に感謝する。時に私たちの住む社会の様々の問題に直面し、圧倒され、落胆し、人間の視点のみでミッションの努力が限られてしまうように見える。このような時、主イエスの御言葉「からし種が……成長すると……空の鳥がきてその枝に宿るほどの木になる」を心に留めることにしたい。
なお、議長より記念品が教団に贈られた。
◎フィリピン合同教会 エリエゼル・M・パスクア総幹事
この機会に日本基督教団をより深く理解し、この重要な集いに来られたキリスト者を理解できるよう、誠実に祈るものである。この総会中に、出来るだけ多くの議員との交わりを持てるよう心がける。フィリピン合同教会を代表してこの総会に参加できるよう招かれたことを感謝する。
◎アメリカ合衆国長老教会ダグラス・ウェルチ世界宣教局副局長
これまで共に歩んできた道を振り返り、ミッションのために共通の課題を続けていくに当たって、共に未来を臨みつつ歩めることに感謝を述べたい。皆さまが聖霊に依り頼みつつ、正義のために行動し、福音の伝道に励み、平和を促進するという神の召命を実行している深い信仰を、神に感謝する。共にこの総会の場に集わされているということは、皆さまと結束して、「すべての人々がいつか一つになるように」という主イエスの祈りを実現するためであることを断言する。互いを隔てるバリアを打ち砕き、一致調和のために努力し、神の栄光に向かって平和の促進に務める皆さまの上に神の恵みが豊かにあるよう祈る。
◎アメリカ改革派教会 ジョニー・アリシア=バエツ南北アメリカ・東アジア担当幹事
日本基督教団とアメリカ改革派教会は岐路に立っている。世界が急激な変化に遭遇し、我々の国を取り巻く騒動を目にする中にあっても「神がこの新たな状況で我々に何を求められるか」を問う必要がある。このように問うことで、我々は共に担っている宣教の働きに意識を集中させることができると同時に、我々に働きかけられる聖霊に心を開くことになる。日本基督教団が聖霊の導きを見分けつつ歩む中で、アメリカ改革派教会は教団の同労者となり、支える決意をする。聖霊の導きによって我々は完成に向かって進み、文化や世界と拘りを持つようになり、主イエス・キリストの人性に現われた神の愛を証しすべく会衆を力づけるようになる。「この世の神よりも、あなたの心に臨在される神の方が偉大だ」と覚えつつ、チャレンジを受けて立つことができるよう主の祝福を祈る。
◎共同世界宣教局(CGMB) シャオリン・ズー東アジア担当幹事
米国合同教会と日本基督教団とのパートナー関係は数十年に亘る宣教の歴史に深く根ざしている。現在でもこの世が主を信じるようにと、教会の一致を証しするという共通の召しを受けた教会・地球上の家族として、関係は続いている。日本と北米の間での家族移民という個人的なつながりによって、福音のために日本で宣教師として働いた先達の証しによって、この関係は強められてきた。このように米国合同教会を取り巻く証しの「雲」が宣教の歴史的な意義を物語るに留まらず、福音宣教にあっての現代的なパートナー関係をも現在進行形で語っていることに、喜びを禁じえない。
◎英国メソジスト教会 ウェスレー・ブレイキー ノッティンガム&ダービー教区議長
私たちは祈りとイエス・キリストに共に仕えることにおいて皆さまと結ばれている。イギリスでは今、教会は様々な変化を経験している。そこで、もっと効果的なミッションにかかわるということを、丁寧に祈りをもって検討するように一人一人求められている。私たちは、より良い方向への変化を挑まれている。聖職者、信徒、そして全ての資源を私たちの力の及ぶ限り活用するためである。これからの道のりは長いと思うが、試行を続けていく私たち教会のための祈って欲しい。世界の兄弟姉妹たちと経験を分かち合うことによって、益となるような変化のために、神の良き僕となるよう、共に働くことが出来ることを信じている。
◎南西ドイツ宣教会 ウルリケ・シュミット=ヘッセ副総幹事
日本基督教団は、モラヴィア教会や全世界二六のプロテスタント教会・宣教団体と共にEMS(エムス、南西ドイツ宣教会)というエキュメニカルな団体に加盟している。そのことにより教団とEMSは共に平和の実現に向けて協力し、結ばれている。EMSには月単位の祈りのサイクルがあり、祈祷課題を出し合って日々祈っている。毎月十八日には全世界が教団のために祈っている。またEMSが日本のキリスト者と密接に関わり協力できることを神に感謝し、宣教活動に総体的に取り組み、平和と差別のない地域コミュニティー作りに尽力する教団の上に神の祝福を祈る。
◎ドイツ福音主義宣教会 エックハルト・マーゼ青年担当
イエスは「すべての造られたものに福音を宣べ伝える」ことを私たちの目標であり義務であると語る。私たちは、日本基督教団がこの目標と義務をこれからも続けていくことを願っている。またイエスを通して神はすべての人々、すべての被造物に対し、愛とコミットメントを示された。それを伝えるこの一つの仕事をドイツ、日本、そして世界中において共に担っていきたい。ドイツにおける私たちの状況は変化している。何世紀にも渡り、キリスト教が唯一の宗教だったが、今や様々な宗教がみられる。それ故に、ミッションの教会として出発した時から異教徒の環境の中で福音宣教に励んできた皆さまの経験から学べることを強く願っている。
◎ミッション21 ドリス・グロス東アジア担当幹事
ミッション21の者が日本基督教団総会に出席するのは初めてのことであり、多くのことを意味する。特に今年はミッション21と組織は異なるが、同じスイスのスイス・プロテスタント教会連盟(SEK)と日本基督教団が宣教協約を結んで二〇周年に当たる年である。万民が平和と正義を享受すべく、またヨハネ福音書で「わたしが生きているので、あなた方も生きることになる」と語った主イエスの真理を体験できるよう、私たちは福音宣布(御言葉)と社会福祉(行い)との橋渡しに努力してきた。
ミッション21は教団のパートナーとして、教団のために祈りと連帯を保証するものである。
◎ドイツ福音主義教会 エリザベート・ヒュプラー・梅本 ドイツ福音教会牧師
ドイツのヴィッテンベルクで、二〇一七年に迎える宗教改革五〇〇年記念祭に向かって私たちは、「キリストのみ」「聖書のみ」「信仰に依ってのみ」の信条に従い生きよというマルティン・ルターの呼びかけを再び聴いた。改革派教会として、私たちはこの基本的な信条を常に尊守しなければならないという思いを強くさせられている。又この信条を土台として、私たちの諸教会間にあるフェローシップを神に感謝する。東アジア及びヨーロッパの教会として、それぞれの現状の中で、社会正義と平和のために最大の努力を続けるにあたって、主イエス・キリストが主及び福音の真理への信仰を持ち続ける力を与えて下さることを祈る。
◎在日大韓基督教会 パク・スギル総幹事
一九八四年二月八日に在日大韓基督教会と貴教団との間に宣教協約が締結され、二四年以上もの年月が流れた。また私たち在日大韓基督教会は、今年、宣教一〇〇周年を迎え、神の導きと恵みに感謝しながら、新しい宣教の二世紀目に向かって、日本社会のすべての人々と共に、キリストにある新しい希望を抱かせる教会となるために力を注いでいる。またエレミヤ書29章にあるように、自分たちが住む地の平安のため祈り、行動することが、ディアスポラとしての私たちに与えられた使命であると信じている。これからも、両教会がその宣教協約の精神に立ち返りつつ、連帯を強めていくことができるよう願っている。
◎日本キリスト教協議会 興石勇議長
主イエス・キリストは私たちの間に「和解」の実現をもたらして下さった。しかしキリストの和解の務めを担うよう召されたキリスト者は、必ずしもその召しに相応しくない者であり、自らの対立抗争に加担するかもしれない弱いものであることは、歴史が示すところである。それにも関わらず、私たちキリスト者がキリストによる和解の職務を遂行するよう期待されているのだとすれば、わたしたちはどのようにその働きを担うことができるだろうか。このような挑戦に皆さまと一緒に向き合いたいと切に願うものである。
(松本のぞみ報)

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