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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

【4662号】第2回信徒交流の集い 固い握手・伝道に奮起

2008年11月15日

総会二日目夜六時半から一時間、光の間で開かれた。信徒議員三分の一に相当する全国六〇人が固い握手と尽きぬ想いに満たされた。
樋田利明兄(東京)の開会祈祷に始まり、この会を小林貞夫兄と共に立ち上げた津村正敏兄(兵庫)は兵庫教区での体験を披露した。信徒だけで創り上げた出会いの喜び、小教会で伝道の火を守る信徒を訪ね、信徒同士の連帯の絆を強めたこと、交流の大切さを語った。
発起人の一人望月克仁兄(神奈川)が挨拶し、牧師だけにお任せするのでなく、信徒一人ひとりの祈りを合わせて伝道に励みたい。破れた網では魚は捕れない。主にある一致を願う。この交わりがその第一歩。希望もって共に前進したい。それがこの会の趣旨と述べた。
山北宣久総会議長は信徒に寄せる期待を語った。
「日本の伝道の曙、横浜、熊本、札幌、皆信徒だった。
かつて、エミール・ブルンナーは日本伝道九〇年の挨拶で、日本の教会の問題点を『羊飼いが羊を生んでいる。羊は羊が生むものだ』と言った。六〇年後の今、『羊飼いも羊を生まなくなっている』と反省をこめて語られ、信徒による伝道を鼓舞されて、このような信徒の交わりが誕生し、対角線が主によって引かれ、教区を超えて結ばれる。これは大きな意味がある。教団の最先端にあって信徒の働きに期待して止まない」と結んだ。
続いて、鈴木功男兄(東京)が東京信徒会を代表して近況を語った。交わりと勉強の中で日本伝道150年を迎える合言葉「感謝と奮起」を決めた経緯を紹介、来年十一月の記念信徒大会の準備実行を教団準備委員会から委嘱されたことを報告、全国の信徒の協力を頂きたいとアピールした。
後の半時、新しい仲間を求めて自己紹介し合い、交流を深めた。
(鈴木功男報)

教団新報
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