【4777号】主の召しに応えて 伝道のともしび

福音伝道の城となりますように
畦野教会牧師 塚本 吉興

マルーン塗装の4両編成の電車に揺られること15分、トンネルを3つ抜けると、畦野駅に到着です。私の仕える畦野教会は、駅から歩いて1分のところにあります。畦野は「うねの」と読みます。私の名前(よしおき)と同じで中々一度で読んでもらえません。
教会は、アメリカから来られたカリク宣教師夫妻の開拓伝道によって始められました。それ以来、牧師は3度変わりましたが、信仰の歩みは誠実に続けられてきました。
神学校を卒業する前、畦野教会が任地だと知らされた時、「田んぼに土、土、野原の野」と書く場所はどんな所なのだろう? と心配になりました。けれども、教会が立つ大和団地は大阪で働く人のためのベッドタウンであり、日常生活の便利さは都会と変わりません。また、車で10分も行けば、里山風景が広がり、神さまの造られた自然の素晴らしさを感じることができます。
地域的には、川西市は阪神間で一番高齢化が進んでいる地域でもあり、その中でも大和団地は、実に住民の約4割が65歳以上です。ですから教会にもご高齢の方が多くおられますが、皆で希望をもって伝道をしています。現住陪餐会員45名、礼拝出席32名の小さな群れですが、水曜日の祈祷会には10名以上の方々が集まります。聖書を読むこと、祈ることに熱心でありたいといつも願っています。
神学生時代に通った教会の牧師が「高齢者伝道」というのは、何も高齢者に向けた伝道というだけでなく、高齢者が伝道するという意味でもあると言われました。確かに聖書は、「だから、わたしたちは落胆しません。たとえわたしたちの『外なる人』は衰えていくとしても、わたしたちの『内なる人』は日々新たにされていきます」(コリントの信徒への手紙二4・16)と信仰者を励ましています。
足腰が弱くなって教会での奉仕はできなくても、誰かを覚えて祈ることができます。目が弱くなって聖書の文字が見づらくなっても、礼拝に初めて来た人に声をかけることができます。耳が遠くなって説教が聞き取りにくくなっても、しゃんと座った背中で信仰者の姿勢を示すことができます。神は私たちの人生のそれぞれの段階において相応しい働きを与えてくださっていると思います。
私たちの教会においても、信仰継承が大きな課題の一つになっていますが、まず、私たち自身が主イエスの救いに与っている喜びに生きることが、大切なのだと感じています。
教会創立10周年記念誌に、ある兄弟がこのように書かれました。「あなたの町のあなたの教会となりますよう、この教会が畦野の地に大きな根をはり……信仰の御旗を立てていつも前進し福音伝道の城となりますように」。
今、教会の歩みは、31年目に入っていますが、私たちの切なる祈りはこの時と全く変わりません。教会がその置かれた場所において伝道し、それぞれの信徒がその与えられた場所で、主イエス・キリストの十字架を証しする。その時に、主がきっとこの小さな群れをも豊かに用いてくださると信じています。

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