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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan
 
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【4952号】コロナ禍における教団総会の開催について(櫻井圀郎見解要約)

2021年6月26日

コロナ禍における教団総会の開催について(櫻井圀郎見解要約)

教団総会の開催について、教団から櫻井圀郎氏(宗教法および宗教経営研究所所長教授)に意見を求め、文書による回答を得た。

⑴書面決裁(書面決議)について

書面決裁とは、「書面における議決権の行使または書面による提案とそれに対する同意によって決議に替える『決議の省略』である」が原則となる。教団総会は、これまで議員が物理的に一堂に会することを前提としてきており、書面決裁の前例はない。

株式会社その他一般の法人の場合、会社法(310条1項)や一般法人法(50条1項)において、「委任状(代理権を証明する書面)の提出または電磁的方法(電子委任状)による提出」によって会議が成立し、議決することが可能となっている。法律上は「決議の省略」という。

教団総会に右記の定めを類推適用するのは、教規に定めていない限り不可である。しかし、“非常事態”におけるやむを得ない方法としては可能性があると考える。

書面決裁では、教規に規定された事項を議事とすることを何ら妨げないが、動議や修正は出来ないので、資料は出来る限り整えて準備する必要がある。選挙は郵便投票による外はない。前例(議長選挙から行う)にとらわれず、一度に投票することを推奨する。すべての選挙に当選した者は、開票結果後、一つのみ残して辞任すればよい。

⑵オンライン会議について

法務省民事局の株式会社取締役会に対する通達(1996年)「相手の音声と画像が即時に参加者に伝わり、適時的確な意見表明が出来る仕組みであれば『テレビ会議システム』は有効」が合法性の根拠とされている。対面式に近い環境を整えることが条件となる。

したがって、総会議員400名による教団総会の場合、オンライン会議の導入は実質的には不可能であろう。オンライン会議開催の問題点としては、①機器設備や通信環境(ネット環境)の問題、②会議進行させる通信室の空間の問題、③オンライン操作や通信技術の問題、④システムの習熟度の差や好みの問題、などを指摘しておく。

結論としては、対面式との併用を考慮しても、議員全員の反対を招くことがないように最善の対応を講じることが必要で、合意がない限り、オンライン会議は困難と考える。(道家紀一報)

2021年6月25日
 人の子よ、イスラエルの家に言いなさい。お前たちはこう言っている。『我々の背きと過ちは我々の上にあり、我々はやせ衰える。どうして生きることができようか』と。彼らに言いなさい。わたしは生きている、と主なる神は言われる。わたしは悪人が死ぬのを喜ばない。むしろ、悪人がその道から立ち帰って生きることを喜ぶ。立ち帰れ、立ち帰れ、お前たちの悪しき道から。イスラエルの家よ、どうしてお前たちは死んでよいだろうか。
 人の子よ、あなたの同胞に言いなさい。正しい人の正しさも、彼が背くときには、自分を救うことができない。また、悪人の悪も、彼がその悪から立ち帰るときには、自分をつまずかせることはない。正しい人でも、過ちを犯すときには、その正しさによって生きることはできない。正しい人に向かって、わたしが、『お前は必ず生きる』と言ったとしても、もし彼が自分自身の正しさに頼って不正を行うなら、彼のすべての正しさは思い起こされることがなく、彼の行う不正のゆえに彼は死ぬ。また、悪人に向かって、わたしが、『お前は必ず死ぬ』と言ったとしても、もし彼がその過ちから立ち帰って正義と恵みの業を行うなら、すなわち、その悪人が質物を返し、奪ったものを償い、命の掟に従って歩き、不正を行わないなら、彼は必ず生きる。死ぬことはない。彼の犯したすべての過ちは思い起こされず、正義と恵みの業を行った者は必ず生きる。それなのに、あなたの同胞は言っている。『主の道は正しくない』と。しかし正しくないのは彼らの道である。正しい人でも、正しさから離れて不正を行うなら、その不正のゆえに彼は死ぬ。また、悪人でも、悪から離れて正義と恵みの業を行うなら、それゆえに彼は生きる。それなのに、お前たちは言っている。『主の道は正しくない』と。イスラエルの家よ、わたしは人をそれぞれの道に従って裁く。」
2021年6月24日
 主の言葉がわたしに臨んだ。「人の子よ、あなたの同胞に語りかけ、彼らに言いなさい。わたしがある国に向かって剣を送るとき、その国の民は彼らの中から一人の人を選んで見張りとする。彼は剣が国に向かって臨むのを見ると、角笛を吹き鳴らして民に警告する。角笛の音を聞いた者が、聞いていながら警告を受け入れず、剣が彼に臨んで彼を殺したなら、血の責任は彼自身にある。彼は角笛の音を聞いても警告を受け入れなかったのだから、血の責任は彼にある。彼が警告を受け入れていれば、自分の命を救いえたはずである。しかし、見張りが、剣の臨むのを見ながら、角笛を吹かず、民が警告を受けぬままに剣が臨み、彼らのうちから一人の命でも奪われるなら、たとえその人は自分の罪のゆえに死んだとしても、血の責任をわたしは見張りの手に求める。
 人の子よ、わたしはあなたをイスラエルの家の見張りとした。あなたが、わたしの口から言葉を聞いたなら、わたしの警告を彼らに伝えねばならない。わたしが悪人に向かって、『悪人よ、お前は必ず死なねばならない』と言うとき、あなたが悪人に警告し、彼がその道から離れるように語らないなら、悪人は自分の罪のゆえに死んでも、血の責任をわたしはお前の手に求める。しかし、もしあなたが悪人に対してその道から立ち帰るよう警告したのに、彼がその道から立ち帰らなかったのなら、彼は自分の罪のゆえに死に、あなたは自分の命を救う。
2021年6月23日
第十二年のその月の十五日に、主の言葉がわたしに臨んだ。「人の子よ、あなたと諸国の娘たちは/エジプトとその貴族たちのために泣き悲しめ。わたしは彼らを地の低い所に下らせる/穴に下って行く者と共に。お前はだれよりも美しいと思っていたのか。下って行き、割礼のない者と共に横たわれ。彼らは剣で殺された者の間に倒れる。エジプトは剣に渡された。エジプトとその軍勢はすべて運び去られた。陰府の中から、最も強い勇士たちが/エジプトとその同盟者たちに語る/割礼のない者、剣で殺された者たちは/下ってきてそこに横たわる、と。そこには、アシュルとその仲間がすべており/彼らの墓はその周りにある。彼らは皆、剣で殺され、倒れた者である。アッシリアの墓は穴の最も深い所にあり/その周りには仲間たちの墓がある。彼らは皆、剣で殺され、倒れた者/かつて、生ける者の地で恐れられていた。そこには、エラムとそのすべての軍勢がいる。彼らの墓はその周りにある。彼らは皆、剣で殺され、倒れた者/割礼のない者で、地の最も低い所に下って行く。生ける者の地で恐れられていたが/穴に下る者と共に恥を負う。殺された者たちの間に、床が設けられた/エラムとそのすべての軍勢のために。彼らの墓はその周りにある。彼らは皆、割礼のない者、剣で殺された者。生ける者の地で恐れられていたが/穴に下る者と共に恥を負い/殺された者の間に置かれる。そこには、メシェクとトバルと/そのすべての軍勢がいる。彼らの墓はその周囲にある。皆、割礼のない者、剣で殺された者。生ける者の地で恐れられていた。彼らは、遠い昔に倒れた勇士たちと共に/横たわることはない。この人々は、武器をもって陰府に下り/剣を頭の下に、盾を骨の上に置いていた。これらの勇士は/生ける者の地で恐れられていた。お前は割礼のない者の間に/剣で殺された者と共に/打ち砕かれて横たわる。そこには、エドムがその王たちと/すべての君侯たちと共にいる。彼らは力をもっていたが/剣で殺された者と共に置かれ/割礼のない者、穴に下る者と共に横たわる。そこには、北のすべての君主たち/シドンのすべての人々がいる。彼らは殺された者と共に下る。彼らはその力のゆえに恐れられていたが/辱められ、割礼のない者、剣で殺された者と/共に横たわる。彼らは、穴に下る者と共に恥を負う。ファラオは彼らを見て/失ったすべての軍勢について慰められる。ファラオも、そのすべての軍隊も剣で殺されたと/主なる神は言われる。まことに、わたしは生ける者の地に/恐れを置いた。ファラオとそのすべての軍勢は/割礼のない者の間に/剣で殺された者と共に横たわる」と/主なる神は言われる。
2021年6月22日
主の言葉がわたしに臨んだ。「人の子よ、ティルスの君主に向かって言いなさい。主なる神はこう言われる。お前の心は高慢になり、そして言った。『わたしは神だ。わたしは海の真ん中にある神々の住みかに住まう』と。しかし、お前は人であって神ではない。ただ、自分の心が神の心のようだ、と思い込んでいるだけだ。お前はダニエルよりも賢く、いかなる奥義もお前には隠されていない。お前は知恵と悟りによって富を積み、金銀を宝庫に蓄えた。お前は取り引きに知恵を大いに働かせて富を増し加え、お前の心は富のゆえに高慢になった。それゆえ、主なる神はこう言われる。お前は自分の心が神の心のようだと思い込んでいる。それゆえ、わたしはお前に対して諸国の中でも最も暴虐な外国人を立ち向かわせる。彼らはお前の知恵の誇りに向かって剣を抜き、お前の栄華を汚し、お前を陰府に突き落とす。お前は海の真ん中で切り倒されて死ぬ。お前は自分を殺す者の前でもなお、『わたしは神だ』と言い張るのか。お前は人であって、神ではなく、切り倒す者の手にある。お前は割礼のない者として、外国人の手にかかって死ぬ。まことにわたしがこのことを語った」と主なる神は言われる。
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