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【4932・33号】東中国 負担金10%減額、更なる減免も

2020年8月29日

負担金10%減額、更なる減免も

東中国教区は新型コロナウイルス感染拡大の折、4月7日開催の第5回常置委員会において第69回東中国教区定期総会の開催の是非について検討し、総会議員の健康と安全を保障し、公衆衛生の範を示すために中止を検討し、4月22日までに情勢を判断したうえで一堂に会する総会開催の中止を決定した。

つぎに2020年度を始めるにあたり必要最小限とみなす議案についての議決権行使書を教区総会資料に同封の上諸教会に発送し、5月25日を締切として総会議員による議決権が行使された。議員数87に対して投票数は66、期日に遅れた11通の議決権行使書については6月1日開催の第1回常置委員会において「採決の瞬間に議場にいなかったとみなす」として無効とする決定をした上で最終集計とした。

可決された主な議案は第42回教団総会議員選挙に関する件、2019年度歳入歳出決算承認に関する件、負担金算出賦課案に関する件、第69回定期総会議事録承認に関する件である。教団総会議員選挙については第41回教団総会議員の任期延長の可否を問い、賛成多数により任期が延長されている。

なお議決権行使書において可決された負担金算出賦課案については、後日開催された常置委員会において「コロナ禍における教区負担金特別措置に関する件」が提案され、総会で決議された負担金から10%を減額することとし、さらに各地区からのヒアリングを求めて更なる減免措置を執る予定となっている。(中井大介報)

新型コロナウイルスという試練に見舞われてから、教会においても多くの活動を自粛せざるを得なくなった。バザー、ピクニック、キャンプ、コンサート等、様々な奉仕により教会が立てられていたことを思う。▼そのことの素晴らしさは言うまでも無い。ただ、感謝の応答として始められることであっても、人間が励む以上、人間が主になり、業に対する評価が生まれ、裁く思いに捉われてしまうことが避けられない。不謹慎かもしれないが、今、主の日に会話を控えつつ短く礼拝を捧げる信仰生活を続ける中で、少なからず安息を与えられている。▼意気揚々とエジプトを脱出した民が葦の海で追い詰められた時、モーセは「あなたたちは静かにしていなさい」と語った。ファリサイ派の人々が律法に縛られ、安息日に裁く思いに捉われていた時、主イエスは「人の子は安息日の主なのである」と語った。▼人間の意思と関係無く、歩みを中断させられる時こそ、私たちが主を知る時なのかもしれない。この試練を、主を主とする安息に改めて与る時とするのであれば、再び活発に奉仕をする日が来た時、それは、新しいものとなっているに違いない。

教団総会議員、常置委員共に任期延長

第42回西東京教区総会(定期)が6月27日に、会場には集まらない「書面開催」という前例のない形で開催された。

この形での総会の開催は様々なことを準備しなければならず、年度の報告、新しい年度の計画などを、書面のみでどれほど理解を得ることができるのかということに検討を重ね、また、選挙の在り方、准允式の取り扱いなどについても慎重に検討しなければならないことが山積みであった。結果としては教団総会議員、常置委員共に任期を延長、また様々な議案を協議することなく承認を諮るという苦渋の決断をすることになった。

ただ、それらのことを様々な知恵によって乗り越え、「議決権行使書」によって全ての議案を可決することが出来たのは、何よりも主なる神さまの導きによる以外には有り得ないことである。

今後、まだまだ続くことになるコロナ禍の中で、教区内の諸教会とどのようにして繋がりを持たせていくことができるのか、そのことを考えさせられている。

なお、議決権行使書によって承認された「准允に関する件」に基づき、6月29日に教区事務所を会場にして桒原道子教師(調布)、藤本百合子教師(聖蹟桜ヶ丘)、村越ちはる教師(桜美林)の3名が准允を受けた。(衛藤満彦報)

6月10日に第5回教師委員会を、7月14日に第6回教師委員会を教団小会議室と一部オンラインにて行った。出席者は委員7名と事務局2名。

事務局報告として2019年度教師委員会会計報告、今年度秋季教師検定試験の様式変更等報告、牧会者とその相談室委員会報告、第42回教団総会開催の見通し及び常議員会報告、現在の事務局等の体制について報告がなされた。

懸案事項として、2020年度新任教師オリエンテーションの開催時期について協議した。新型コロナウイルス感染状況が収まらない中で、6月開催予定であった新任教師オリエンテーションもやむなく延期となったため、2021年1月開催か、もしくは来年度と合流し、2021年6月開催の二つの提案が協議された。できれば早い時期の開催が望まれるが、来年1月開催となると新型コロナに加えインフルエンザ等の流行も重なり、参加者や参加者を送り出す教会や学校他の理解も得られにくいであろう、ということが話し合われた。他にも密になるのを避けるために会場や分団、プログラムの見直しも必要であることが確認された。協議の結果、2020年度は、来年度と合流して行うこととし、会場の見直し、宿泊は完全個室、オンラインでの参加もできるように今後、調整を行うことを決定した。

また東北教区常置委員会からの「戒規適用申請」は、当該教師がすでに退任申請届を提出しており、第7回常議員会にて承認され受理されたことを確認した。教師委員会としては、すでに教団の教師ではない当該教師の戒規の適用は望ましくないので、受理できないと判断した。

神学校の問安に関しては、新型コロナウイルス禍の状況を踏まえ、今期中に残る2校(東京神学大学、農村伝道神学校)と日程を調整し、関東近隣の教師委員で問安を行う予定である。(上原智加子報)

2020年8月28日

10:38 一行が歩いて行くうち、イエスはある村にお入りになった。すると、マルタという女が、イエスを家に迎え入れた。
10:39 彼女にはマリアという姉妹がいた。マリアは主の足もとに座って、その話に聞き入っていた。
10:40 マルタは、いろいろのもてなしのためせわしく立ち働いていたが、そばに近寄って言った。「主よ、わたしの姉妹はわたしだけにもてなしをさせていますが、何ともお思いになりませんか。手伝ってくれるようにおっしゃってください。」
10:41 主はお答えになった。「マルタ、マルタ、あなたは多くのことに思い悩み、心を乱している。
10:42 しかし、必要なことはただ一つだけである。マリアは良い方を選んだ。それを取り上げてはならない。」

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