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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan
 
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ルカによる福音書11・1~13

2020年8月29日

11:1 イエスはある所で祈っておられた。祈りが終わると、弟子の一人がイエスに、「主よ、ヨハネが弟子たちに教えたように、わたしたちにも祈りを教えてください」と言った。
11:2 そこで、イエスは言われた。「祈るときには、こう言いなさい。『父よ、/御名が崇められますように。御国が来ますように。
11:3 わたしたちに必要な糧を毎日与えてください。
11:4 わたしたちの罪を赦してください、/わたしたちも自分に負い目のある人を/皆赦しますから。わたしたちを誘惑に遭わせないでください。』」
11:5 また、弟子たちに言われた。「あなたがたのうちのだれかに友達がいて、真夜中にその人のところに行き、次のように言ったとしよう。『友よ、パンを三つ貸してください。
11:6 旅行中の友達がわたしのところに立ち寄ったが、何も出すものがないのです。』
11:7 すると、その人は家の中から答えるにちがいない。『面倒をかけないでください。もう戸は閉めたし、子供たちはわたしのそばで寝ています。起きてあなたに何かをあげるわけにはいきません。』
11:8 しかし、言っておく。その人は、友達だからということでは起きて何か与えるようなことはなくても、しつように頼めば、起きて来て必要なものは何でも与えるであろう。
11:9 そこで、わたしは言っておく。求めなさい。そうすれば、与えられる。探しなさい。そうすれば、見つかる。門をたたきなさい。そうすれば、開かれる。
11:10 だれでも、求める者は受け、探す者は見つけ、門をたたく者には開かれる。
11:11 あなたがたの中に、魚を欲しがる子供に、魚の代わりに蛇を与える父親がいるだろうか。
11:12 また、卵を欲しがるのに、さそりを与える父親がいるだろうか。
11:13 このように、あなたがたは悪い者でありながらも、自分の子供には良い物を与えることを知っている。まして天の父は求める者に聖霊を与えてくださる。」

4月に開会、7月に再開

第78回定期総会は、新型コロナウイルス感染予防のため書面にて開催された。4月の段階では、先ず年度当初に承認を必要とする議案のみ書面にて諮り、その後一旦休会、6月を目処に議員参集により総会を再開してその他の議案を取り扱うこととしていたが、結果として、いずれも書面による開催となった。

開会総会は議決権行使書の締め切りを4月24日、再開総会は7月2日に設定し行った。開会総会では2020年度教区教会互助、准允式と按手礼式の執行、総会の休会に関する議案を、再開総会では総会の再開と規則によって処理が定められている事項(諸報告・決算、計画・予算等)に関する議案を取り扱った。

開会総会では131名から、再開総会では124名からの議決権行使書の提出があり、総会は成立、議案はいずれも可決承認された。

なお2020年度教区負担金については、3月に行われた宣教方策会議で決定された割賦案から負担金額を各教会一律10%減額した案を総会原案として提案し、承認された。感染の広がりを受けて礼拝を制限して行った教会が少なくなく、教会財政に影響が現れていることを考慮した。

教団総会議員選挙については、第41回教団総会議員を、一部議員を補充し再度選出することが提案され、承認された。

【信徒】不動光子(さや)、細谷良三(屋島)各員に代わり、須賀香世(高知)、西村大吉(久万)(松井曉郎報)

教会合併を可決

第75回東北教区総会は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、議決権行使書によって開催した。総会議員総数142のうち、返信数は123で総会成立を確認。議案の賛否を集計した結果、すべての議案は過半数の賛成をもって承認、可決された。

そして、2名の按手礼式と3名の准允式を、6月19日開催の常置委員会の中で、保科隆教区議長の司式によって主のみ恵みのうちに執り行った。

また仙台愛泉教会と宮城野愛泉教会の合併が可決され、新たに「仙台宮城野教会」として歩み出していくことになった。

教団総会議員は、2018年度選出議員の任期を延長し、欠員を補充した。

【教職】小西望に代わり波多野保夫

【信徒】丹治洋子に代わり成田得四郎(長尾厚志報)

負担金10%減額、更なる減免も

東中国教区は新型コロナウイルス感染拡大の折、4月7日開催の第5回常置委員会において第69回東中国教区定期総会の開催の是非について検討し、総会議員の健康と安全を保障し、公衆衛生の範を示すために中止を検討し、4月22日までに情勢を判断したうえで一堂に会する総会開催の中止を決定した。

つぎに2020年度を始めるにあたり必要最小限とみなす議案についての議決権行使書を教区総会資料に同封の上諸教会に発送し、5月25日を締切として総会議員による議決権が行使された。議員数87に対して投票数は66、期日に遅れた11通の議決権行使書については6月1日開催の第1回常置委員会において「採決の瞬間に議場にいなかったとみなす」として無効とする決定をした上で最終集計とした。

可決された主な議案は第42回教団総会議員選挙に関する件、2019年度歳入歳出決算承認に関する件、負担金算出賦課案に関する件、第69回定期総会議事録承認に関する件である。教団総会議員選挙については第41回教団総会議員の任期延長の可否を問い、賛成多数により任期が延長されている。

なお議決権行使書において可決された負担金算出賦課案については、後日開催された常置委員会において「コロナ禍における教区負担金特別措置に関する件」が提案され、総会で決議された負担金から10%を減額することとし、さらに各地区からのヒアリングを求めて更なる減免措置を執る予定となっている。(中井大介報)

新型コロナウイルスという試練に見舞われてから、教会においても多くの活動を自粛せざるを得なくなった。バザー、ピクニック、キャンプ、コンサート等、様々な奉仕により教会が立てられていたことを思う。▼そのことの素晴らしさは言うまでも無い。ただ、感謝の応答として始められることであっても、人間が励む以上、人間が主になり、業に対する評価が生まれ、裁く思いに捉われてしまうことが避けられない。不謹慎かもしれないが、今、主の日に会話を控えつつ短く礼拝を捧げる信仰生活を続ける中で、少なからず安息を与えられている。▼意気揚々とエジプトを脱出した民が葦の海で追い詰められた時、モーセは「あなたたちは静かにしていなさい」と語った。ファリサイ派の人々が律法に縛られ、安息日に裁く思いに捉われていた時、主イエスは「人の子は安息日の主なのである」と語った。▼人間の意思と関係無く、歩みを中断させられる時こそ、私たちが主を知る時なのかもしれない。この試練を、主を主とする安息に改めて与る時とするのであれば、再び活発に奉仕をする日が来た時、それは、新しいものとなっているに違いない。

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