インスタグラムアイコンツイッターアイコンyoutubeアイコンメールアイコン
日本基督教団 The United Church of Christ in Japan
 
calendar

ルカによる福音書11・14~23

2020年8月31日

11:14 イエスは悪霊を追い出しておられたが、それは口を利けなくする悪霊であった。悪霊が出て行くと、口の利けない人がものを言い始めたので、群衆は驚嘆した。
11:15 しかし、中には、「あの男は悪霊の頭ベルゼブルの力で悪霊を追い出している」と言う者や、
11:16 イエスを試そうとして、天からのしるしを求める者がいた。
11:17 しかし、イエスは彼らの心を見抜いて言われた。「内輪で争えば、どんな国でも荒れ果て、家は重なり合って倒れてしまう。
11:18 あなたたちは、わたしがベルゼブルの力で悪霊を追い出していると言うけれども、サタンが内輪もめすれば、どうしてその国は成り立って行くだろうか。
11:19 わたしがベルゼブルの力で悪霊を追い出すのなら、あなたたちの仲間は何の力で追い出すのか。だから、彼ら自身があなたたちを裁く者となる。
11:20 しかし、わたしが神の指で悪霊を追い出しているのであれば、神の国はあなたたちのところに来ているのだ。
11:21 強い人が武装して自分の屋敷を守っているときには、その持ち物は安全である。
11:22 しかし、もっと強い者が襲って来てこの人に勝つと、頼みの武具をすべて奪い取り、分捕り品を分配する。
11:23 わたしに味方しない者はわたしに敵対し、わたしと一緒に集めない者は散らしている。」

2020年8月30日

7:1 それとも、兄弟たち、わたしは律法を知っている人々に話しているのですが、律法とは、人を生きている間だけ支配するものであることを知らないのですか。
7:2 結婚した女は、夫の生存中は律法によって夫に結ばれているが、夫が死ねば、自分を夫に結び付けていた律法から解放されるのです。
7:3 従って、夫の生存中、他の男と一緒になれば、姦通の女と言われますが、夫が死ねば、この律法から自由なので、他の男と一緒になっても姦通の女とはなりません。
7:4 ところで、兄弟たち、あなたがたも、キリストの体に結ばれて、律法に対しては死んだ者となっています。それは、あなたがたが、他の方、つまり、死者の中から復活させられた方のものとなり、こうして、わたしたちが神に対して実を結ぶようになるためなのです。
7:5 わたしたちが肉に従って生きている間は、罪へ誘う欲情が律法によって五体の中に働き、死に至る実を結んでいました。
7:6 しかし今は、わたしたちは、自分を縛っていた律法に対して死んだ者となり、律法から解放されています。その結果、文字に従う古い生き方ではなく、“霊”に従う新しい生き方で仕えるようになっているのです。

2020年8月29日

頼まれた奉仕は断らない

奥村真奈美さん

きっかけは合唱団。音楽大学4年の時、恩師となる教授の勧めで、御器所教会礼拝堂を会場に行われていたバッハ合唱団に参加した。団長であった御器所教会員から家庭集会へ毎度誘われた。礼拝にも折に触れて出席したが、就職、大学院修学、オランダ留学、結婚・出産・育児と続き、しばらくこれらに専念する。

ある朝、仕事の繁忙日ながらも何故か休暇を取ろうとする。ふと新聞を見ると、かの恩師の訃報が目に入った。その日の葬儀のため逗子教会に駆けつける。葬儀に参列するなかで、恩師から「教会へ行きなさい」と遺言をいただいた気になった。

次の主日から御器所教会の礼拝に出席し始める。ついに時いたり、2011年クリスマスに洗礼を受ける。翌年より礼拝での奏楽奉仕の一翼を担う。

「思い立ったら、すぐやる。やりたいことは全てやらせていただいた」と真奈美さん。一女一男の母にして現在はフルタイムでケアマネージャーの仕事に勤しむ。この介護職も、制度が始まる前から長く「やってみたい」と志をもって取り組んできたことだという。

今や自分のため生きることを全うし、家族と神と教会とに自らを献げる。「頼まれた奉仕は断らない」を貫き、葬儀での急な奏楽奉仕も引き受け、水曜夜の聖書研究祈祷会でもピアノで讃美歌の伴奏を担ってきた。

御器所教会では、鉄筋コンクリートで造られた重厚な会堂にパイプオルガンの調べが響く。奏楽奉仕者たちは、週日も午前、午後、夕とそれぞれ時間を分け合い、練習に勤しむ。牧師は、その響きに励まされ、御言葉の準備に取り組んでいる。真奈美さんも、教会に欠かすことが出来ない、奏楽奉仕者の一人となっている。

第70回中部教区総会が5月26日と6月30日の2度の常置委員会にて、議決権行使書による書面会議により開催された。

第1回常置委員会(5月26日)では、正議員194名中、議決権行使者169名全員賛成により議決権行使書によって決議すること、あわせて准允式執行を常置委員会に委ねることを全会一致で可決し、同日5名の准允式を執行した。

続いて第2回常置委員会(6月30日)にて、受允した2名を加えた正議員196名中、議決権行使者171名を確認し教区総会を再開した。

議案は例年通りの決議事項をスライドする形で提案され、すべてが原案通り承認可決された。このうち宣教実施目標案については、人が集まりにくくなっている状況を受け、オンライン会議の実施が推奨されている。

総会議員選挙については、第41回総会議員の任期を1期延長することで承認された。また、1971年より伝道を続けてきた三重地区の桔梗が丘伝道所の廃止が決議され、祈りを合わせた。

今総会期の中部教区としての取り組みは、新型コロナウイルス感染対応により低下した教会財政への三本立てによる支援である。このうち総会で上程したのは、2020年度通常会計予算案において、予定していた負担金を1割減免するというものである。準備金からの繰入と、研修会費・総会費・常置委員会費を削減することでこのことに対応していく。(尹成奎報)

5月19〜20日に開催が予定されていた第75回奥羽教区総会は新型コロナウイルス感染症流行の中で書面決議によって議案が審議された。

奥羽教区内においても感染者が確認される中、集って総会を開催する可能性を検討したが、例年通りの開催は、感染拡大リスクが高いと判断せざるを得なかった。

4月15日付で書面決議を実施すること(教区規則の運用停止)の賛否を問う議決権行使書を総会正議員宛てに発送し、返送のあった97名全員の賛成を得て書面決議にて議案を取り扱うことが承認された。

次いで各議案の賛否を問う議決権行使書を発送し、2020年度宣教計画案、2020年度経常会計予算案・負担金割当案を含む全議案が正議員過半数の賛成を得ていることが常置委員会において確認された。以下当初の審議予定から変更せざるを得なかった議案について記す。

①第42回日本基督教団総会議員選挙については、教規規則施行細則に基づく、予備投票〜本投票という形式をとることが困難なため、教規第3条②を準用し、第73回奥羽教区定期総会(2018年5月開催)において選出された教団総会議員の任期を延長することを提案し、承認された。

②書面決議が行われる中で各議案についての議論を行うことが出来ないため、議員提出議案について次期総会への継続を常置委員会より提案することとなり、承認された。

③2名の准允受領志願が承認された。准允の執行について常置委員会に委任することがあわせて承認されたことに伴い、志願者の赴任予定教会にてそれぞれ准允を執行し、同日就任式を執り行うこととなった。

集うことが出来ないという痛みの中で、各議案について受け止め、応答してくださったすべての方々に感謝したい。(松浦裕介報)

PageTOP
日本基督教団 
〒169-0051 東京都新宿区西早稲田2-3-18-31
Copyright (c) 2007-2025
The United Church of Christ in Japan