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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan
 
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使徒言行録2・(14〜21)22〜36

2019年6月16日

2:14すると、ペトロは十一人と共に立って、声を張り上げ、話し始めた。「ユダヤの方々、またエルサレムに住むすべての人たち、知っていただきたいことがあります。わたしの言葉に耳を傾けてください。

2:15今は朝の九時ですから、この人たちは、あなたがたが考えているように、酒に酔っているのではありません。

2:16そうではなく、これこそ預言者ヨエルを通して言われていたことなのです。

2:17『神は言われる。終わりの時に、/わたしの霊をすべての人に注ぐ。すると、あなたたちの息子と娘は預言し、/若者は幻を見、老人は夢を見る。

2:18わたしの僕やはしためにも、/そのときには、わたしの霊を注ぐ。すると、彼らは預言する。

2:19上では、天に不思議な業を、/下では、地に徴を示そう。血と火と立ちこめる煙が、それだ。

2:20主の偉大な輝かしい日が来る前に、/太陽は暗くなり、/月は血のように赤くなる。

2:21主の名を呼び求める者は皆、救われる。』

 

2:22イスラエルの人たち、これから話すことを聞いてください。ナザレの人イエスこそ、神から遣わされた方です。神は、イエスを通してあなたがたの間で行われた奇跡と、不思議な業と、しるしとによって、そのことをあなたがたに証明なさいました。あなたがた自身が既に知っているとおりです。

2:23このイエスを神は、お定めになった計画により、あらかじめご存じのうえで、あなたがたに引き渡されたのですが、あなたがたは律法を知らない者たちの手を借りて、十字架につけて殺してしまったのです。

2:24しかし、神はこのイエスを死の苦しみから解放して、復活させられました。イエスが死に支配されたままでおられるなどということは、ありえなかったからです。

2:25ダビデは、イエスについてこう言っています。『わたしは、いつも目の前に主を見ていた。主がわたしの右におられるので、/わたしは決して動揺しない。

2:26だから、わたしの心は楽しみ、/舌は喜びたたえる。体も希望のうちに生きるであろう。

2019年6月15日

村岡新議長、飯田新副議長、松浦書記を選出

奥羽教区

 5月21〜22日、奥羽キリスト教センターにて第74回奥羽教区総会が開催された。開会時出席議員数は、112名中102名だった。

 開会礼拝後、組織会を経て准允式が執行され、補教師1名が立てられた。

 議長報告にて、邑原宗男議長は、2017年度施行の教区機構改革による常置委員会開催数削減継続の中で、2018年度も円滑な教区運営が実施されたと述べた。議長は、議長報告の約3割を用いて教団今総会期の動きを伝え、「教区として、これからも、これまでと同様に、合同教会としての日本基督教団形成のために祈りつつ、取り組む」ことを呼びかけた。

 初日夕に行われた議長選挙では、村岡博史副議長が62票を獲得し、新議長に選出された。2位は9期18年にわたって議長を務めた邑原議員(11票)だった。村岡議長は挨拶で、「邑原前議長が貫いた姿勢と同じく、教憲教規、教団信仰告白と戦責告白に忠実に務めたい」と決意を語った。

 続いて行われた副議長選挙では、第1回投票で1位から4位の得票が10票台と票が割れ、第2回投票が実施された。2回目でも飯田敏勝議員(1位39票)、江戸清議員(2位30票)、小林よう子議員(3位15票)といずれの候補も過半数獲得に至らず、飯田議員と江戸議員の決選投票となった。有効投票数94票のうち、飯田議員49票、江戸議員45票で飯田議員が副議長に選出された。書記には、松浦裕介書記が77票の得票にて再選された。

 同日夜、18年度決算2705万円に対し、107万円減の19年度予算2598万円が可決された。議場から、教区負担金を担いきれないので算定方式を見直して欲しいとの要望があった。教区負担金を減らすため、今年度は会議費の削減を図り、臨時教区総会を開催しないことを確認した。

 教区は第6期教区長期宣教基本方針に基づく10年間の歩みの7年目を迎えた。東日本大震災から時を経て解明された事実を反映し、長期計画基本方針案中の放射能汚染に関する文言を「東京電力福島第一原子力発電所メルトダウン・爆発事故」に修正することが承認された。

 教団問安使として遣わされた久世そらち教団副議長は、総会の両日にわたり教団議長挨拶と教団伝道推進・機構改定について伝え、質疑に応答した。沖縄教区との関係の回復と合同のとらえ直し、機構改定の具体案についての相次ぐ質問に応じ、久世問安使は、北日本三教区から成る北日本宣教会議で共に働く中で、北海教区の一員として奥羽教区と培った信頼関係に基づいて応答し、教団が積み残して来た重い課題に向き合う時を迎えたこと、この課題との取り組みを通し、教団が教会と信仰の本質を考える恵みの体験としたいことを述べた。

 閉会前に、教区を越える交わりにより招いた東京教区北支区副支区長・大澤宣牧師、兵庫教区常置委員・佃真人牧師が、挨拶に立った。

常置委員選挙結果
【教職】小林よう子(八戸小中野)、江戸清(奥中山)、森分和基(宮古教会)

【信徒】鈴木務(秋田高陽)、久保征紀(奥中山)、遠藤清賢(江刺)

(原田裕子報)

 

教団、教区機構について協議会を開催

京都教区

 京都教区定期総会を5月13〜14日に京都丸太町教会で開催した。信徒・教師の逝去者記念を含めた開会礼拝後、議員143名中104名出席で成立した。

 一日目の議長報告では、当教区を「主にあるバラエティーの豊かさを大切にして、互いに聞き合い、良きハーモニーを持った教区」と記す入治彦議長の報告を承認した。常置委員会報告では、二重教職制の問題や信徒伝道者・巡回教師の位置付けが問われ、今後の検討課題とした。また、アメリカの宣教団体所有の元宣教師館の、将来の土地建物移管を当教区が受ける計画案(その方向性を昨年度総会承認)の一部修正を可決した。その建物で教区と市民が共同運営する「バザールカフェ」(社会的少数者の人権擁護など多彩な活動を行うカフェ)の活動のさらなる発展を願う。

 協議会1は、教団機構改定問題と教団の現状をテーマとした。教団への批判により問安使を今回も拒否し(16年目)、今回は要請陪席者の石橋秀雄教団議長から教区質問状への回答を受けて協議した。教会、宣教、人間理解など多くの課題での、教団のあまりにも偏狭で頑な姿勢の問題を問う発言が会場から続いたが、教団議長の応答は噛み合わなかった。

 夕食後の協議会2は、教区機構・財政改革をテーマとし、改革案作成者が「改革は単なる数字合わせや委員会つぶしでなく、宣教のためであるべき」と発題した。次に財務部委員が発題し、「私は定年退職し60歳を過ぎて受洗した。『無縁社会』と言われる時代の中で、キリストの教会は社会の中に『無縁の縁』を作り出せる存在と感じる」と語り、その言葉に強く励まされたとの声が会場から聴かれた。

 二日目は准允1名、按手礼1名執行後、「京都教区部落解放センター規約」制定関係や教区機構・財政改革関係の議案など可決後に、建議2件①「『滋賀県警・大阪府警による全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部に対する弾圧への、日本キリスト教団京都教区の抗議声明』を、内外に広く表明する件」、②「『天皇の代替わりに伴う諸儀式及び大嘗祭についての日本キリスト教団京都教区の声明』を、内外に広く表明する件」を可決した。

三役選挙結果
【議長】今井牧夫(京北)、【副議長】横田明典(近江金田)、【書記】内山友也(京都葵)

常置委員選挙結果
【教職】入治彦(京都)、横田法子(巡回)、新井純(世光)、井上勇一(洛南)、深見祥弘(近江八幡)、李相勁(福知山)、月下星志(上鳥羽)

【信徒】谷口ひとみ(八幡ぶどうの木)、大下真弓(京都葵)、奥野カネコ(膳所)、鳥井新平(近江平安)、東晃(城陽)、志賀勉(紫野)、菅恒敏(京都)

(今井牧夫報)

 割愛とは、惜しく思うものを思いきって手放したり省略したりすること、と前主筆から引き継いだ「広辞苑」にある。新報に寄せられる原稿を頁に収めるに割愛することをある席で話したら、教団に割礼と割愛無し、と駄洒落好きな先輩が言って失笑を買った。確かに執筆者が思いを込め書いた原稿を短くするのはそうそう容易なことではない。▼教会の印刷物でも説教要約を求めることも、求められることもある。説教が一つの言語作品であるとすると、語られた言葉の連関が一つの構造を作り出しているはずであるから、そこからたとえ一語であろうと除く作業はどういうことなのか、と要約しながら思う。聖書は、これに付け加えることも、取り除くことも戒める警句で閉じられる。▼報告記事を書くことにおいても、どの議事を記し、どの場面を記すのか、どれを記さないのかの判断はしばし悩み苦しむ。しかし、時間が切り取られて文字となり、言葉に結晶することで真実を伝える。▼この切り出し方に、まったく無くすことは不可能であるとしても主観を排除し、客観性をどれだけ持たせることができるのかが紙面の質を決め信頼を作ることになる。

互助制度改定の中間報告、意見交換

兵庫教区

 第73回/「合同後」代50回兵庫教区総会は、5月19、20日両日、淡路夢舞台国際会議場にて開催された。

 開会時の出席は、正議員217名中117名であった。開会礼拝後、議長団より、病欠の古澤啓太議長に代わって二日間の議事を副議長が執り行う旨が説明された。組織会のあと議長代行報告が行われ、教区三役の現状と前年度総括が西脇正之副議長より述べられた。兵庫教区は今総会は改選期ではないが、議長不在の現状に鑑み、副議長をもう一名選出し、議長、副議長2名、書記の4人体制で残り1年の任期を全うしたいとの思いが語られ、議場はこれを承認した。

 今年度総会のテーマは「わかちあえば満たされる」であるが、これは前期より続けられている互助制度改定に関連しており、わかち合いの思いと実践こそが人と人、そして諸教会/伝道所同士のつながりを強め、そこから違いを越えて、生き生きと歩んでいくことができるのだということ、そして互いに満たされることのできる教区でありたいという願いが込められているものである。4年ぶりに神戸市の教会以外の会場で教区総会を開催したこともまた、つながりや顔の見える関係を意識してのことである。互助制度改定へ向けての中間報告と意見交換の時が一日目の夕食後に持たれた。

 「『合同』のとらえなおし・その取り組みに関する件」「『被災者生活支援・長田センター』の働き継続に関する件」「『教区間宣教連帯金会計』設置継続に関する件」「兵庫教区定期総会開催地に関する件」など、常置委員会提案議案が上程された。議案説明のあと反対・賛成それぞれの意見が挙がり、議論が展開された。特に「『合同』のとらえなおし」関連議案に関連して、沖縄における基地や辺野古の現状を巡り、国政と宣教の関わり方、あり方についての意見の応酬があった。最後まで賛成・反対の議論はまったく噛み合わなかったが、挙手多数で原案可決となった。

 また、教団の機構改定に対する質疑が議場と教団問安使の雲然俊美書記との間で二日目午前に約1時間行われ、要望や意見が多く出された。

 一日目夜に可決された准允・按手執行議案を受け、病を押して二日目朝より出席した古澤啓太議長によって、従来通り議長1名が議場を代表して行なうかたちで、准允4名、按手2名の准允・按手式が執行された。

副議長選挙結果
若林一義(神戸栄光)

(西脇正之報)

 

田口新議長、加藤新副議長、尹新書記選出

中部教区

 5月21〜22日、名古屋中央教会を会場に第69回中部教区定期総会が開催された。開会時の議員数は、201名中177名。

 常置委員会報告がなされ、評価と展望の項を横山良樹議長が朗読した。

 教師部が企画した教師研修会が「現代における牧師のメンタルヘルス」というテーマで開催され、参加者が、前年比20名増であったこと、三重地区が担当した「キリストの愛に応えて福音の希望に生きる−しるしと栄光の福音書から−」と題された婦人研修会に236名の参加者が与えられたこと、愛知東地区担当の役員研修会が「神の栄光をあらわす教会会計」の主題で行われたこと、教師部主催の中高生向けのバイブルキャンプに、スタッフ含め54名の参加者が与えられたことを報告した。

 加えて、教区の互助体制が、自主献金を抜きにしては維持ができなくなっている現状や、三重地区が中心となって、41回教団総会で宣教協約が締結された、ミナハサ福音キリスト教会との交流について、礼拝交流から相互の交わりを育んでいくことが報告された。

 選挙は、三役選挙と常置委員選挙が行われ、三役が一新された。常置委員選挙について、全数連記の選挙ではなく、制限連記での選挙を求める修正案が提出されたが、採決の結果修正案は否決され、全数連記での選挙となった。

 2019年度宣教実施目標案に関する議案審議では、日本基督教団の課題について理解を深めるという項目の中に沖縄教区関連についてが含まれていないことに疑義が出され、審議の結果「沖縄教区との関係の回復の道が開かれるように祈る」という文言を追加する修正案が出され、採決の結果、修正案が可決した。

 教団問安使・石橋秀雄議長との質疑応答で、「未受洗者の陪餐問題についてどう考えるか」という質問に対し、「日本基督教団信仰告白と、教憲教規による一致が大前提であり、その一致を崩す未受洗者陪餐はやめていただきたい」と答えた。

 また、総会内で、一人の正教師の按手礼式が執り行われた。

三役選挙結果
【議長】田口博之(名古屋)、【副議長】加藤幹夫(阿漕)、【書記】尹成奎(津島日光川燈台)

常置委員選挙結果
【教職】横山良樹(半田)、小林光(熱田)、勇文人(若草)、小堀康彦(富山鹿島町)、吉澤永(愛知)、地多政枝(松阪)

【信徒】本弘禮子(津)、野村敏彦(名古屋桜山)、辻康(四日市)、朝倉秀之(金沢)、衛藤慧志(尾張一宮) (小林信人報)

 

着手できるところから組織改編を実施

西中国教区

 第68回西中国教区総会が、5月21日、22日、カリエンテ山口で開催された。開会時、議員125名中98名が出席した。開会礼拝、組織会後、直ちに按手礼執行を承認、執行し1名の正教師を新たに立てた。

 小畑太作議長は議長報告で、67総会で否決された教区機構改正案の仕切り直しが必要とする中で、今総会に提案する若干の組織改編(常設委員会等の委員数減数、名称変更)を機構改正の流れの中で捉えてもらいたいと述べた。「内外において中央集権化へと傾いていく昨今の状況において、キリストの体を作り上げてゆくことが不可欠、それ自体が宣教・伝道の業と考える」と30分に亘る議長報告を締めくくった。

 正・副議長選挙は、それぞれ1回目の選挙で過半数に達せず再選挙で選出された。常置委員選挙は、教職・信徒委員各3名を選出するのに倍数候補者を得る予備選挙を行ない、選出された候補者が所信を述べ、2名の制限連記によって本選挙を行なった。

 常設委員会等の委員選任については、委員数の減少との名称変更が提案された。委員数変更と名称変更はそれぞれに分けて採決すべきとの意見によって、それぞれを諮り、前期より3名の委員数減数、2委員会の所管事項に合わせた名称変更を可決した。

 西日本豪雨災害(18年7月)の被災者支援委員会報告では、礼拝堂改修を行った三原教会・林智之議員と、呉地区の超教派の支援活動の責任を負った小林克哉議員(呉平安)が報告を行った。1293万円の支援金収支が報告された。支援委員会は、なお2、3年の支援継続が必要であるとしている。

 1948年に農村伝道として伝道を開始した豊浦教会について「常置委員会は、残念ながら解散止む無しとの結論に至った」ことを報告し、解散が承認された。教区は67教会・伝道所となる。

 2018年度総会期末で設置期限となった東日本大震災特別会計を災害対策特別会計に統合し、運用規定改定を常置委員会に付託することを可決した。東日本大震災特別会計余剰金240万円を災害対策特別会に繰入れることとなる。

 教区一般会計決算2871万円を承認し、前年決算比99万円減、予算2772万円を可決した。

 教団問安使・秋山徹総幹事との質疑は報告を含めて約1時間半を費やし扱われた。

三役選挙結果
【議長】小畑太作(宇部緑橋)、【副議長】西嶋佳弘(広島牛田)、【書記】鎌野真(福山延広)

 
常置委員選挙結果
【教職】小林克哉(呉平安)、向井希夫(広島流川)、足立こずえ(広島城主)

【信徒】島村眞知子(広島牛田)、山田通代(広島)、野口菊義(大島)

(新報編集部報)

 

教区と支区の位置づけ、さらに整理が求められる

東京教区

 5月28日、富士見町教会を会場に、第78回東京教区定期総会が開催された。開会時の議員数は479名中290名であった。

 議事は三役報告・常置委員会報告に関する質疑応答から始められたが、およそ一時間、この議事に時間を費やした。

 まず、「教区内の教団関係学校の中で起こった問題について、特に報告がされていないが、教区としてその問題にどのように対応するのか」という質問があった。岸俊彦議長は、「教区として問題は確認しているが、現在は注視しているという状況だ」と答えた。

 また、「各教会、各支区では不可能な伝道を、教区レベルでの伝道という仕方で実現できればと考えているが、議長はどう考えるか」という問いに対し、「教区として、支区との連携を強めるということを今は考えている」と応じた。

 決算報告の中で強調されたのが、教区負担金未納問題の解決策の中で発生した約1360万円の「特別処置返還金」についてであった。負担金未納問題を解決するために、2017年度以前の負担金の見直しが行われ、過年度未納負担金を完納していた教会・伝道所に、減免額の返還を行った説明があった。

 その他の議案として、教区規則変更に関する議案が審議された。これまで特設委員会として設置されてきた五支区長会を、常設委員会とする議案である。「五支区長会が、教区の伝道戦略を立てるような会となってほしい」という意見や、一部議案の不備も指摘されたが、議員数212名中181名の賛成で議案は可決された。規則変更議案であるため、議員数の3分の2以上の賛成が必要だった。

 教団問安使は石橋秀雄教団議長。機構改定について、「財政等の問題もあり、必要は認めるが、沖縄教区が教団と距離を置いている状況で、沖縄の議員抜きでの議案可決は認められない」という意見に対し、「沖縄教区から、もう少し時間が必要だと言われている状況であるので、2020年のタイムリミットに向けて努力したい」と答えた。

 また議場から「牧会者とその家族のための相談室」設置に感謝する声が聞かれた。

三役選挙結果
【議長】岸俊彦(経堂北)、【副議長】渡邊義彦(柿ノ木坂)、【書記】伊藤英志(三軒茶屋)

常置委員選挙結果(半数改選)
【教職】村上恵理也(松戸)、中村公一(高輪)、大友英樹(赤羽)、大三島義孝(碑文谷)、増田将平(青山)

【信徒】和田洋子(銀座)、西田寛子(鳥居坂)、奥山盾夫(千葉本町)、物井惠一(小松川)、安藤守(滝野川)

(小林信人報)

 教会の働きについてしばしば言われるのは、伝道、教育、奉仕である。教団もまた、(全体)教会として、伝道、教育、奉仕のわざに励むことが期待される。そのことは、教団の組織のなかで位置付けられている。伝道委員会、教育委員会、社会委員会の常設専門委員会がそれである。それら常設専門委員会が、宣教委員会のもとに位置付けられていることは、教団が教会としてふさわしく働いていくことを組織として明らかにしているということであろう。

 今総会期の宣教委員会が招集された。今までは、伝道、教育、社会の各委員会から委員長が宣教委員に加えられ、各委員会を通しての宣教のわざを共有してきた。しかし、今総会期は各委員会から委員長ともう一人の2名ずつが宣教委員会に加えられている。このことは、今総会期の姿勢の表れだと受け止めている。

 すなわち、伝道、教育、社会の各委員会がなす、教団としての教会の働きを重く受け止め、教団をあげて伝道し、教育し、奉仕(証し)していくという姿勢を明確に打ち出したことに他ならない。

 宣教委員会は今まで担ってきた働き(障害を考える小委員会、カルト問題連絡会、在日大韓教会との協議会、宣教方策会議等)と共に、それらを共有し、そこにある課題を見出し、共に実行していく召しに与っている。(宣教委員長)

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