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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan
 
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フィレモンへの手紙1~25

2016年6月15日

1:1 キリスト・イエスの囚人パウロと兄弟テモテから、わたしたちの愛する協力者フィレモン、
1:2 姉妹アフィア、わたしたちの戦友アルキポ、ならびにあなたの家にある教会へ。
1:3 わたしたちの父である神と主イエス・キリストからの恵みと平和が、あなたがたにあるように。
1:4 わたしは、祈りの度に、あなたのことを思い起こして、いつもわたしの神に感謝しています。
1:5 というのは、主イエスに対するあなたの信仰と、聖なる者たち一同に対するあなたの愛とについて聞いているからです。
1:6 わたしたちの間でキリストのためになされているすべての善いことを、あなたが知り、あなたの信仰の交わりが活発になるようにと祈っています。
1:7 兄弟よ、わたしはあなたの愛から大きな喜びと慰めを得ました。聖なる者たちの心があなたのお陰で元気づけられたからです。
1:8 それで、わたしは、あなたのなすべきことを、キリストの名によって遠慮なく命じてもよいのですが、
1:9 むしろ愛に訴えてお願いします、年老いて、今はまた、キリスト・イエスの囚人となっている、このパウロが。
1:10 監禁中にもうけたわたしの子オネシモのことで、頼みがあるのです。
1:11 彼は、以前はあなたにとって役に立たない者でしたが、今は、あなたにもわたしにも役立つ者となっています。
1:12 わたしの心であるオネシモを、あなたのもとに送り帰します。
1:13 本当は、わたしのもとに引き止めて、福音のゆえに監禁されている間、あなたの代わりに仕えてもらってもよいと思ったのですが、
1:14 あなたの承諾なしには何もしたくありません。それは、あなたのせっかくの善い行いが、強いられたかたちでなく、自発的になされるようにと思うからです。
1:15 恐らく彼がしばらくあなたのもとから引き離されていたのは、あなたが彼をいつまでも自分のもとに置くためであったかもしれません。
1:16 その場合、もはや奴隷としてではなく、奴隷以上の者、つまり愛する兄弟としてです。オネシモは特にわたしにとってそうですが、あなたにとってはなおさらのこと、一人の人間としても、主を信じる者としても、愛する兄弟であるはずです。
1:17 だから、わたしを仲間と見なしてくれるのでしたら、オネシモをわたしと思って迎え入れてください。
1:18 彼があなたに何か損害を与えたり、負債を負ったりしていたら、それはわたしの借りにしておいてください。
1:19 わたしパウロが自筆で書いています。わたしが自分で支払いましょう。あなたがあなた自身を、わたしに負うていることは、よいとしましょう。
1:20 そうです。兄弟よ、主によって、あなたから喜ばせてもらいたい。キリストによって、わたしの心を元気づけてください。
1:21 あなたが聞き入れてくれると信じて、この手紙を書いています。わたしが言う以上のことさえもしてくれるでしょう。
1:22 ついでに、わたしのため宿泊の用意を頼みます。あなたがたの祈りによって、そちらに行かせていただけるように希望しているからです。
1:23 キリスト・イエスのゆえにわたしと共に捕らわれている、エパフラスがよろしくと言っています。
1:24 わたしの協力者たち、マルコ、アリスタルコ、デマス、ルカからもよろしくとのことです。
1:25 主イエス・キリストの恵みが、あなたがたの霊と共にあるように。

2016年6月14日

3:1 人々に、次のことを思い起こさせなさい。支配者や権威者に服し、これに従い、すべての善い業を行う用意がなければならないこと、
3:2 また、だれをもそしらず、争いを好まず、寛容で、すべての人に心から優しく接しなければならないことを。
3:3 わたしたち自身もかつては、無分別で、不従順で、道に迷い、種々の情欲と快楽のとりことなり、悪意とねたみを抱いて暮らし、忌み嫌われ、憎み合っていたのです。
3:4 しかし、わたしたちの救い主である神の慈しみと、人間に対する愛とが現れたときに、
3:5 神は、わたしたちが行った義の業によってではなく、御自分の憐れみによって、わたしたちを救ってくださいました。この救いは、聖霊によって新しく生まれさせ、新たに造りかえる洗いを通して実現したのです。
3:6 神は、わたしたちの救い主イエス・キリストを通して、この聖霊をわたしたちに豊かに注いでくださいました。
3:7 こうしてわたしたちは、キリストの恵みによって義とされ、希望どおり永遠の命を受け継ぐ者とされたのです。
3:8 この言葉は真実です。あなたがこれらのことを力強く主張するように、わたしは望みます。そうすれば、神を信じるようになった人々が、良い行いに励もうと心がけるようになります。これらは良いことであり、人々に有益です。
3:9 愚かな議論、系図の詮索、争い、律法についての論議を避けなさい。それは無益で、むなしいものだからです。
3:10 分裂を引き起こす人には一、二度訓戒し、従わなければ、かかわりを持たないようにしなさい。
3:11 あなたも知っているとおり、このような人は心がすっかりゆがんでいて、自ら悪いと知りつつ罪を犯しているのです。
3:12 アルテマスかティキコをあなたのもとへ遣わしたら、急いで、ニコポリスにいるわたしのところへ来てください。わたしはそこで冬を越すことにしたからです。
3:13 法律家ゼナスとアポロとを、何も不自由しないように、よく世話をして、送り出してください。
3:14 わたしたちの仲間も、実際に必要な物を賄うために、良い行いに励むことを学ばねばなりません。実を結ばない者とならないためです。
3:15 わたしと一緒にいる者たちが皆、あなたによろしくと言っています。わたしたちを愛している信仰の友人たちによろしく伝えてください。恵みがあなたがた一同と共にあるように。

2016年6月13日

第7回夏期研修会のご案内

日本基督教団伝道推進室では、日本基督教団の教師継続教育の一助として「夏期研修会」を開催しております。今年度は、教師委員会との連携をさらに深め、この研修会を豊かなものとするため準備してまいりました。特に、この研修会への参加対象者を大幅に見直し、准允後10年までの教師、あるいは他教派から転入後10年までの教師、そして、第1回開催当初から心を通わせてきた教規第3条6項による者(いわゆるCコースおよび受験者)の教師(年数の制限なし)を対象とすることになりました。

この研修会は、教師として牧会の現場に出たからこそ課題とされる事柄について学びを深めていただいて主の栄光を現わすことに仕える教師となっていただきたいとの願いで開催されてきました。これまでに「説教」「教会論」「葬儀の神学」「伝道者、牧会者として立つために」「信徒訓練~役員会形成~」を主題にして開催を重ねてまいりました。

今年度は、5年ぶりに「教会」について学びます。題して、「教会~主の教会を建てる~」です。教師は教会に仕える者だからこそ、教会とは何か、誰かをしっかりと学んで今後の牧会に生かしていただきたいと願っています。

また、朝と夜には、共に礼拝をすることを通して、先輩牧師の説教を聞く機会も設けております。伝道者としての霊性を養っていただくことも企画の一つだからです。尚、参加できない方には、後日、講演等のCD録音をお分けすることもできます。

今回は日本聖書神学校のご厚意によっての礼拝堂と教室をお借りしての開催となっています。どうぞ、今年の夏の計画の一つとしてご予定に入れて参加してくださいますようにご案内いたします。

 

伝道推進室「夏期研修会」

担当 宮本義弘・七條真明・栗原清

後援  日本基督教団 教師委員会

《日 時》 2016年8月9日(火) ~11日(木)

《主 題》 「教会~主の教会を建てる~」

《講師・講演》

講演1 近藤勝彦「日本基督教団という教会の公同性について」

講演2 神代真砂実 「教会の公同性をめぐって1」

講演3   〃   「教会の公同性をめぐって2」

講演4 小泉健 「教会的説教」

講演5 潮義男「ホーリネス教会の教会形成の特色」

講演6 永谷研一(株式会社ネットマン代表取締役社長)

「牧師の言動が相手を生かすための行動定着法~エビングハウスの忘却曲線を踏まえて」

《懇 談 会》 「教師の人事(就任と辞任)」教師委員会代表と参加者

《牧会夜話》  大隅啓三「北陸での伝道を振り返って」

軽込昇「弱さの中で働く神の力」

《チャプレン》 小島誠志(久万教会牧師)・山田京二(隠退教師)

《会 場》 日本聖書神学校(〒161-0033 東京都新宿区下落合3-14-16)

《参加費》 4,000円(贈呈書「伝道」近藤勝彦(東神大パンフレット)代込み)

《対象者》 ・教師検定規則第3条6項による者(Cコース出身者および受験者)

・准允後10年までの教師

・他教派から転入し10年までの教師

・その他(準備会が承認した者)

《補 助》 交通費補助(教師委員会へ申請。書式は教団事務局に問い合わせてください。)

《申 込》 同封の申し込み用紙に必要事項をお書き込みの上FAXまたは郵送してください。

《お問い合わせ先》

・教団事務局(〒 169-0051 東京都新宿区西早稲田2-3-18)

☎ 03-3202-0541(担当:神田)fax 03-3207-3918

《締め切り》  ・8月1日(月)

 

プログラム詳細(PDF)

申込書

 

2:1 しかし、あなたは、健全な教えに適うことを語りなさい。
2:2 年老いた男には、節制し、品位を保ち、分別があり、信仰と愛と忍耐の点で健全であるように勧めなさい。
2:3 同じように、年老いた女には、聖なる務めを果たす者にふさわしくふるまい、中傷せず、大酒のとりこにならず、善いことを教える者となるように勧めなさい。
2:4 そうすれば、彼女たちは若い女を諭して、夫を愛し、子供を愛し、
2:5 分別があり、貞潔で、家事にいそしみ、善良で、夫に従うようにさせることができます。これは、神の言葉が汚されないためです。
2:6‐7 同じように、万事につけ若い男には、思慮深くふるまうように勧めなさい。あなた自身、良い行いの模範となりなさい。教えるときには、清廉で品位を保ち、
2:8 非難の余地のない健全な言葉を語りなさい。そうすれば、敵対者は、わたしたちについて何の悪口も言うことができず、恥じ入るでしょう。
2:9 奴隷には、あらゆる点で自分の主人に服従して、喜ばれるようにし、反抗したり、
2:10 盗んだりせず、常に忠実で善良であることを示すように勧めなさい。そうすれば、わたしたちの救い主である神の教えを、あらゆる点で輝かすことになります。
2:11 実に、すべての人々に救いをもたらす神の恵みが現れました。
2:12 その恵みは、わたしたちが不信心と現世的な欲望を捨てて、この世で、思慮深く、正しく、信心深く生活するように教え、
2:13 また、祝福に満ちた希望、すなわち偉大なる神であり、わたしたちの救い主であるイエス・キリストの栄光の現れを待ち望むように教えています。
2:14 キリストがわたしたちのために御自身を献げられたのは、わたしたちをあらゆる不法から贖い出し、良い行いに熱心な民を御自分のものとして清めるためだったのです。
2:15 十分な権威をもってこれらのことを語り、勧め、戒めなさい。だれにも侮られてはなりません。

2016年6月12日

12:18‐19 あなたがたは手で触れることができるものや、燃える火、黒雲、暗闇、暴風、ラッパの音、更に、聞いた人々がこれ以上語ってもらいたくないと願ったような言葉の声に、近づいたのではありません。
12:20 彼らは、「たとえ獣でも、山に触れれば、石を投げつけて殺さなければならない」という命令に耐えられなかったのです。
12:21 また、その様子があまりにも恐ろしいものだったので、モーセすら、「わたしはおびえ、震えている」と言ったほどです。
12:22 しかし、あなたがたが近づいたのは、シオンの山、生ける神の都、天のエルサレム、無数の天使たちの祝いの集まり、
12:23 天に登録されている長子たちの集会、すべての人の審判者である神、完全なものとされた正しい人たちの霊、
12:24 新しい契約の仲介者イエス、そして、アベルの血よりも立派に語る注がれた血です。
12:25 あなたがたは、語っている方を拒むことのないように気をつけなさい。もし、地上で神の御旨を告げる人を拒む者たちが、罰を逃れられなかったとするなら、天から御旨を告げる方に背を向けるわたしたちは、なおさらそうではありませんか。
12:26 あのときは、その御声が地を揺り動かしましたが、今は次のように約束しておられます。「わたしはもう一度、地だけではなく天をも揺り動かそう。」
12:27 この「もう一度」は、揺り動かされないものが存続するために、揺り動かされるものが、造られたものとして取り除かれることを示しています。
12:28 このように、わたしたちは揺り動かされることのない御国を受けているのですから、感謝しよう。感謝の念をもって、畏れ敬いながら、神に喜ばれるように仕えていこう。
12:29 実に、わたしたちの神は、焼き尽くす火です。

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