38:10 主なる神はこう言われる。その日、お前の心に言葉が浮かぶ。お前は悪い計画を立て、
38:11 そして言う。『わたしは囲いのない国へ攻め上る。城壁もかんぬきも門もなく安らかに生活している静かな国を襲う』と。
38:12 お前はかつて廃虚であったが、今は人の住んでいる国、諸国民のもとから集められ、国の中心の山々に住み、家畜や財産を持っている民に対して手を上げ、戦利品を奪い、ほしいままに略奪しようとしている。
38:13 シェバとデダン、タルシシュの商人たち、およびその富豪たちはすべてお前に言う。『お前は戦利品を奪うために来たのか。お前はほしいままに略奪するために集団を組んだのか。金銀を運び去り、家畜や財産を手に入れ、多くの戦利品を奪おうとするのか』と。
38:14 それゆえ、人の子よ、ゴグに対して預言して言いなさい。主なる神はこう言われる。わが民イスラエルが安らかに暮らしているとき、お前はいきり立つのか。
38:15 お前は北の果ての自分の所から、多くの民を伴って来る。彼らは皆、馬に乗っている大集団、大軍団だ。
38:16 お前はわが民イスラエルに向かって、地を覆う雲のように上って来る。そのことは、終わりの日に起こる。わたしはお前を、わたしの地に連れて来る。それは、ゴグよ、わたしが国々の前で、お前を通して自分の聖なることを示し、彼らがわたしを知るようになるためである。
38:17 主なる神はこう言われる。お前は、遠い昔、わたしが僕であるイスラエルの預言者たちを通して語ったその者ではないか。この預言者たちは、長年にわたって、彼らに向かってわたしがお前を来させる、と語った。
38:18 ゴグがイスラエルの地を襲う日、まさにその日に、と主なる神は言われる。わたしの憤りは激しく燃え上がる。
38:19 わたしは熱情と怒りの火をもって語る。必ずその日に、イスラエルの地には大地震が起こる。
38:20 海の魚、空の鳥、野の獣、地の上を這うすべてのもの、および地上のすべての人間は、わたしの前に震える。山々は裂け、崖は崩れ、すべての城壁は地に倒れる。
38:21 わたしはすべての山の上で、ゴグに向かって剣を呼び寄せる、と主なる神は言われる。人はおのおの、剣をその兄弟に向ける。
38:22 わたしは疫病と流血によって彼を裁く。わたしは彼とその軍勢、また、彼と共にいる多くの民の上に、大雨と雹と火と硫黄を注ぐ。
38:23 わたしは自らの偉大さと聖とを多くの国々の前に示す。そのとき、彼らはわたしが主であることを知るようになる。
37:15 主の言葉がわたしに臨んだ。
37:16 「人の子よ、あなたは一本の木を取り、その上に『ユダおよびそれと結ばれたイスラエルの子らのために』と書き記しなさい。また、別の木をとり、その上には『エフライムの木であるヨセフおよびそれと結ばれたイスラエルの全家のために』と書き記しなさい。
37:17 それらを互いに近づけて一本の木としなさい。それらはあなたの手の中で一つとなる。
37:18 あなたの民の子らがあなたに向かって、『これらはあなたにとって何を意味するのか告げてくれないか』と言うとき、
37:19 彼らに語りなさい。主なる神はこう言われる。わたしはエフライムの手の中にあるヨセフの木、およびそれと結ばれたイスラエルの諸部族を取り、それをユダの木につないで一本の木とする。それらはわたしの手の中で一つとなる。
37:20 あなたがその上に書き記した木は、彼らの目の前であなたの手にある。
37:21 そこで、彼らに語りなさい。主なる神はこう言われる。わたしはイスラエルの子らを、彼らが行っていた国々の中から取り、周囲から集め、彼らの土地に連れて行く。
37:22 わたしはわたしの地、イスラエルの山々で彼らを一つの国とする。一人の王が彼らすべての王となる。彼らは二度と二つの国となることなく、二度と二つの王国に分かれることはない。
37:23 彼らは二度と彼らの偶像や憎むべきもの、もろもろの背きによって汚されることはない。わたしは、彼らが過ちを犯したすべての背信から彼らを救い清める。そして、彼らはわたしの民となり、わたしは彼らの神となる。
37:24 わたしの僕ダビデは彼らの王となり、一人の牧者が彼らすべての牧者となる。彼らはわたしの裁きに従って歩み、わたしの掟を守り行う。
37:25 彼らはわたしがわが僕ヤコブに与えた土地に住む。そこはお前たちの先祖が住んだ土地である。彼らも、その子らも、孫たちも、皆、永遠に至るまでそこに住む。そして、わが僕ダビデが永遠に彼らの支配者となる。
37:26 わたしは彼らと平和の契約を結ぶ。それは彼らとの永遠の契約となる。わたしは彼らの住居を定め、彼らを増し加える。わたしはまた、永遠に彼らの真ん中にわたしの聖所を置く。
37:27 わたしの住まいは彼らと共にあり、わたしは彼らの神となり、彼らはわたしの民となる。
37:28 わたしの聖所が永遠に彼らの真ん中に置かれるとき、諸国民は、わたしがイスラエルを聖別する主であることを知るようになる。」
20:7 週の初めの日、わたしたちがパンを裂くために集まっていると、パウロは翌日出発する予定で人々に話をしたが、その話は夜中まで続いた。
20:8 わたしたちが集まっていた階上の部屋には、たくさんのともし火がついていた。
20:9 エウティコという青年が、窓に腰を掛けていたが、パウロの話が長々と続いたので、ひどく眠気を催し、眠りこけて三階から下に落ちてしまった。起こしてみると、もう死んでいた。
20:10 パウロは降りて行き、彼の上にかがみ込み、抱きかかえて言った。「騒ぐな。まだ生きている。」
20:11 そして、また上に行って、パンを裂いて食べ、夜明けまで長い間話し続けてから出発した。
20:12 人々は生き返った青年を連れて帰り、大いに慰められた。
震災、今後の課題を見据える
東北教区
第70回東北教区総会は、5月26日~27日、仙台青葉荘教会で開催された。正議員154名中115名出席。
総会全体を通して、放射能問題への関心が随所に寄せられ、東日本大震災からの歩みと、今後の課題を見据えることが重要視された総会であった。
小西望議長は、議長挨拶の中で、大規模改修を余儀なくされた19の教会の工事完了、14教会約1億5600万円の貸付が返済に向かうこと、放射能汚染により小高・浪江両伝道所の平常活動が再開できないことなどを報告した。特に2017年3月まで、教会救援復興委員会・被災者支援センター・放射能問題支援対策室への、教団や海外教会の継続支援が約束されているが、その後も被災地の課題がなくなるわけではないことを確認した。
教団問安使挨拶において長崎哲夫総幹事は、「主は、震災を通して、辛いことだけではなく、東北教区の諸教会、諸施設を身近に感じる機会を与えてくださった」と述べ、14年度3月で終了した10億円募金が達成されたことに関しては、感謝と共に、今後の課題も視野に入れていることを明らかにした。貸付金返済の課題に不安を抱く声には、今までの教会の取り組みを考慮しながらも、「これからが辛い時となるのではないかと考えている。十分なことができるかわからないが、今後の教団、教区の動きを注目してほしい」と答えた。
東日本大震災に関する件では、震災後、総会で可決されてきた基本姿勢を継続することと共に、更に状況の変化を踏まえ、少なくとも2017年度までの各年度教区総会において、進捗の確認、内容の適宜改訂を加えることが可決された。
教団の教規に従う形を求めて、2年かけて議案化された、「東北教区人事部」設置に伴う教区規則改定案は、その性格が議論された。保科隆副議長は、「依頼が来た時に応じるものである」と説明。責任の所在などの課題も議場から指摘される中、98名中80名の賛成で可決した。可決後、小西議長は、「重いことであるので、なお慎重に運用すべきである」ことを付言した。
また、教区三役選挙は現役再選。宣教部委員長に髙橋真人議員を選出。3名の按手受領を報告承認し、5名の准允式が執行された。その他、会津地区の協議・合意を踏まえ、常置委員会から提案された只見伝道所の廃止が承認された。
更に、1日目の夜には協議会が行われ、被災者支援センターや放射能問題支援対策室からの発題がなされた。今年度新たに設けた質疑応答では、発題に関してだけでなく、各教会の具体的な現状を話し合った。
三役選挙結果
【議長】小西望(仙台北)、【副議長】保科隆(仙台東一番丁)、【書記】石井佑二(山形本町)
常置委員選挙結果
【教職】長尾厚志(仙台ホサナ)、宮島星子(石巻栄光)、原裕(天童)
【信徒】遠藤道雄(福島伊達)、石原裕子(常磐)、高橋嘉男(名取)
(佐藤 進報)
伝道資金削除の予算案修正を否決
関東教区
第65回関東教区総会は5月26~27日、大宮ソニックシティ・小ホールを会場として開催された。今総会は、昨年の総会で提起されたことに従って長年の慣習を変え、すべての議事に先立って開会礼拝がなされた。開会時出席正議員273名中200名。
議事の冒頭で「『日本基督教団久喜復活伝道所』開設に関する件」が承認され、伝道所開設の喜びを分かち合うひとときとなった。
秋山徹議長は、議長報告で特に「関東教区は伝道資金が通常の教団負担金に加えて450万円余負担金増額され、この資金をどのように生み出し、活用していくか、また『ナルドの壺献金』とどのように整合させ有効に機能させるか等、大きな課題がある。各教会・地区との綿密な協議、今総会での決議を経て、2015年度は暫定的に教区的な伝道対策と教会支援のために配分を受けるよう申請すると共に教区活動の経常支出を抑えて節約に努め、各個教会の負担金を増やさないように緊急の予算案を提示し審議する」と述べた。
また「東日本大震災」復興支援報告、「教区伝道を共に考える懇談会」を開催。伝道資金の運用、ナルドの壺献金、教区の伝道協力について理解を共有した。
佐々木美知夫教団副議長の問安使挨拶では、「東日本大震災救援募金の用い方」「伝道資金規則」等を巡って活発な質疑応答がなされ、「東日本大震災救援募金に今まで献金をささげた教会とその金額、また再建した教会からのお礼と援助内容を全国の教会に知らせる報告書を作成してほしい」との意見に対して、佐々木副議長は「心に留めておく」と述べた。
各議案は協議を深めるため4つの分科会に回付され、その報告を受けて審議された。「『ナルドの壷献金』推進の件」「『韓国基督教長老会京幾中部老会よりの交流訪問募金』に関する件」「『2015年度教団部落解放センター活動献金』推進の件」「関東教区『東日本大震災』被災支援に関する件」「関東教区教会互助規則変更に関する件」等可決された。
特に「伝道資金規則」に対し「教団総会で予算計上し、承認されてから執行すべきである。2015年度関東教区一般会計当初予算に計上されている伝道資金負担金450万5千円及び伝道資金交付金410万円の項目は削除し、収入合計を410万円減額、支出を450万5千円減額とする」として「2015年度関東教区一般会計当初予算に関する修正案」が提出されたが、「『教区活動連帯金』制度が破綻し、教区を超えた形の『伝道資金規則』が可決された。関東教区が協力しないなら他教区が活動できなくなる」「予算は2月教団常議員会で出て来た。7月補正予算として協議する」等意見があり、171名中87名の反対で否決(賛成64名、保留20名)、15年度予算案は原案通り可決された。
准允式が執行され、主の委託に応えるべく補教師1名が祝福の内に立てられた。また逝去者追悼礼拝では1年間に逝去された教職、信徒の名が朗読され、祈りに覚えられた。
四役選挙結果
【議長】秋山徹(上尾合同)、【副議長】熊江秀一(新津)、【書記】栗原清(武蔵豊岡)、【宣教部委員長】飯塚拓也(竜ヶ崎)
常置委員選挙結果
【教職】小池正造(東新潟)、東野尚志(聖学院)、島田進(日立)、疋田國磨呂(大宮)、村田元(群馬町)
【信徒】金刺英雄(上尾合同)、佐久間文雄(志木)、滝川英子(七里)、國吉常喜與(宇都宮上町)、勝野奉幸(大宮)
(松本のぞみ報)
前三役辞任を受け選出について議論
東中国教区
5月25日〜26日、第64回東中国教区総会が鳥取教会を会場に開催された。総議員89名中69名の出席で成立。
初めに異例のことであったが、議長報告に代わって常置委員会報告がなされた。これは前年度中に教区三役すべてが辞任し、残任期間を担う新三役に交替したという事態を受けてのことであった。
その中で以下の2点に論議が集中した。
①伝道資金を申請しないことを決めた常置委員会決定を変更し、申請することに至った経緯。②常置委員会による残任期間を担う議長選出が、規則にある常置委員間の互選ではなく、地区長からの選出であるのは何故か。
①について、嵐護議長は、「『教団新報』に載った記事によって伝道資金に対する理解が変わり、状況が変わった。常置委員会に新たに提案したことをもって議案としての性格を持ち、伝道資金申請することを決議したと理解している」、②については、「常置委員の諸事情を勘案した時に、常置委員からの選出ではなく地区長からの選出が望ましいとの結論に達した」との説明を行った。
その後、諸議案が上程され、審議される中で、新しい総会期を担う三役選挙が行われた。
夕食休憩後、伝道資金に関わる懇談会を開催。佐々木美知夫教団副議長は、「日本基督教団伝道資金制度について」の文書をもとに、大要次のように説明した。
①伝道資金制度は、教区議長間の話し合いによってこれまで為されて来た教区活動連帯金の行き詰まりによって始まったこと。②全教団的に伝道の推進・協力を行い、各教区が教団全体の伝道を覚えて祈り合う信仰共同体を形成するものであること。③制度として未だ十分に整えられていないが、教団総会が可決したものなので、実施するに際しての課題については今後整えながら進めて行くこと、などである。問安使との質疑応答は以下要約。
《意見》運用指針第6項に「未受洗者配餐を行っている教会・教師は応募出来ない」とある。未受洗者配餐に対する批判の気持は同じだが、その事実を踏絵として応募出来なくすることには疑問がある。
《問》伝道資金で使い切れなかった額は返金するのか。
《答》教団と相談して欲しい。
《問》規則第8条(教会土地取得のための貸付金)の理解について。《答》「2015年度伝道資金運用指針」に明記されているように、今年度は貸付資金は運用しない。
翌日9時に議事が再開。出席議員62名。常置委員会報告の審議では、「東中国教区の将来に関わる論議をしたい」との意見も出された。また、東日本大震災救援対策本部からの報告を飯島信教団担当幹事が行った。
午後は時間延長をし、会計監査報告と決算、負担金算出賦課案、2015年度教区歳入歳出予算、緊急議案(「沖縄の県民の声を尊重して下さい」と声明「国会への『安全保障関連法案』の提出に抗議し、撤回を強く求めます」)等、全ての議案が承認された。
三役選挙結果
【議長】嵐護(琴浦)、【副議長】大塚忍(岡山)、【書記】中井大介(倉敷)
常置委員選挙結果
【教職】柴田彰(倉吉)、田中寿明(天城)、森嶋道(湖山)、奥田望(上井)
【信徒】松田章義(鳥取)、濱上進(倉敷水島)、土井しのぶ(総社)
(飯島 信報)
負担金大幅増額について意見
東京教区
5月26日、富士見町教会を会場に、第74回東京教区定期総会が開催された。開会時の議員数は、500名中328名であった。
法定議案と、三役、常置委員選挙のほかに主だった議案は用意されていない総会は、一日の日程で行われた。
総会終了予定時刻は午後9時であったが、午後4時過ぎに全ての議事が終了し、そこから約1時間常置委員選挙の開票作業を待ち、選挙結果発表後の午後5時に、終了予定時刻から約4時間早まった時刻で総会は終了となった。
総会冒頭来賓挨拶において、在日大韓基督教会関東地方会会長である金根湜牧師は、ヘイトスピーチによって傷つけられた人々への執り成しの祈りを求めた。
その後、諸報告から本格的に議事が開始された。
東京教区では通例、議長報告を書記が代読するのだが、そのことに対する疑義が議場から出され、木下宣世議長は「前議長の方法を踏襲しており、三役、常置委員会報告の一部としての議長報告という位置づけであるので、書記の代読が適当であると考える」と応じ、「国会での安保法制の議論の中で、平和を脅かすような議論がなされているが、このことに対しどう考えているか」という問いに対し、個人的な見解として議長は、「今この国は大きな岐路に立たされており、戦争の出来る国へと引きずられているような思いである」と答えた。
また、選挙について、「予備選挙のような形で所信表明を聞き、牧師から渡されたメモどおりに投票するのではなく、それを破棄して自分で考えて投票するような選挙をすべき」という意見が聞かれた。
教団問安使への質問で、伝道資金について、「信仰の一致による運用が言われているが、教区間財政互助の視点はどうなっているのか」という問いがあり、佐々木美知夫教団副議長は、「伝道資金規則が制定された第39回教団総会は、信仰の一致による伝道協力が掲げられた総会であり、信仰の一致と教区間財政互助は重なっていると理解する」と応じた。
その他、予算審議の中で、「伝道師を受け入れたため経常会計が増額となり、負担金が約45パーセントの増額となっている。これ以上の負担は困難であり、何か配慮が必要ではないか」という質問がなされ、鈴木功男財務委員長より「今年度の負担増額の最高は75パーセント増額である。反し、減額の教会も多々ある。補教師養成、小規模教会を支えるということは恵みであるという発想に立てば、教会にとって負担増は必ずしもマイナスなだけではない。理解をいただきたい」という答えがなされた。
三役選挙結果
【議長】岸俊彦(経堂北)、【副議長】渡邊義彦 (柿ノ木坂)、【書記】伊藤英志(三軒茶屋)。いずれも新任。
常置委員選挙結果(半数改選)
【教職】大三島義孝(碑文谷)、大友英樹 (赤羽)、小橋孝一(新島)、木下宣世(西千葉)、中村公一(高輪)
【信徒】鈴木功男(目白)、奥山盾夫(千葉本町)、黒沢咲子(下谷)、井川重夫(霊南坂)、物井惠一(小松川)
(小林信人報)
キリスト教センター運営主体が白紙に
奥羽教区
5月26日~27日、第70回教区定期総会が、奥羽キリスト教センターを会場に開催された(開会時の出席は正議員112名中105名、准議員27名中5名、推薦准議員6名)。
議事の始めに「准允受領願いの件」が満場一致で承認され、直ちに准允式が執行された。
本総会では教区三役・常置委員選挙が行われ、三役がそれぞれ再選され、また新しい常置委員が選出された。東日本大震災5年目の歩みの中、被災地・被災教会復興支援のための働きを継続していくこととなる。
2015年度教区宣教計画、同経常会計予算案・教会負担金割当案が承認された。また予算案審議に先駆けて教区経常会計款項目変更が承認された。これは教区活動連帯金廃止と教団伝道資金制度制定に伴うものであるが、教団伝道資金の今後の動向によっては教区教師謝儀互助制度へ大きな影響が出ることも予想され、予算案審議の中でもその不安が語られていた。
「教区規則変更に関する件」では、奥羽キリスト教センター運営責任主体を教区内の土沢教会に移譲したことが白紙となったことに伴い、第68回教区総会で変更した教区規則を元に戻す形とする議案について、94名中93名の賛成で承認された。
「『戦後70年・第70回奥羽教区総会を迎えるにあたっての声明』に関する件」が一部訂正の上承認された。「日本および世界の平和な未来を築くために、主イエス・キリストの言葉に従い、祈り、発言し、行動することを表明する(声明より抜粋)」ことを教区として可決したことの意味は大きく、「世に在って、世を愛し、世に仕える」ことを目指し、困難な中にあっても互いに支え合い、助け合う「一つなる教会」としての歩みを進めていく。
教団問安使の長崎哲夫総幹事による挨拶の質疑では、沖縄教区との関係回復を早急に進めて欲しいとの意見が多く出され、また、現在の社会状況を踏まえた声明を教団総会議長より出して欲しいとの要望が出された。
三役選挙結果
【議長】邑原宗男(江刺)、【副議長】白戸清(野辺地)、【書記】松浦裕介(下ノ橋)
常置委員選挙結果
【教職】雲然俊美(秋田桜)、村上義治(舘坂橋)、江戸清(奥中山)、村岡博史(弘前)
【信徒】鈴木務(秋田高陽)、浅沼千春(秋田桜)、久保征紀(奥中山)
(松浦裕介報)
ぶどうの実を採るのは紫色になってから」。園児たちがまだ色づいていない実を採ってしまったことに教師が一生懸命教えている。だが我慢できない。▼小欄、子供たちの話題が続き恐縮だが、仕える教会に幼稚園があり生き生きとした話題に富んでいる。子供たちの間に起こることを思い巡らしてみると、信仰的、神学的に考えるべきことが多くあるように思う。主は、幼子のようにならなければ天の国に入ることはできない、と言われた。▼まだ言葉が十分ではない子、言葉よりも先に手が出てしまう子もいる。言葉が彼らのものとなり行動を導くには、もう少し時間がかかる。しかし、教師は言葉を重んじる。咄嗟に手を出さなくてはならないような事でない限り、教師は言葉で伝えようと努力する。どんな子にも言葉が通じると信じ忍耐をもって繰り返し伝える。「ぶどうは色づいてから」。▼1教区を残して教区総会取材を終えた。当方から取材に赴くことのできた教区もあれば、適わなかった教区もある。短い記事には文字になっていないが、議場にて言葉で共有されたことも、依然として平行線であることが確認されたこともあったはずだ。野次や怒号、力や暴力ではなく、言葉で表現されたルールを守り、言葉で是々非々を決める。言葉を与えられている尊さを思う。
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